waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

脂肪とストレスの関係の実験から

ジャンクフードにハマるのは これが理由だった!?

脂肪の多い食事を好むのは ストレスと関係がある。

一般的な食に関心の無い人たちが
どうしてジャンクフードにハマるのか・・・
その辺を研究した人がいます。
ベルギーのルーベン大学の ルカス・ヴァン・オーデンホーブ博士

以前から 食品によって 心を癒す作用があることは結構知られていましたが それが感覚から来る物なのか、単に思い込みなのかハッキリしませんでした。
今回の博士の研究は そういう感覚ではなく 何を食べたかを被験者に知らせずに 脂肪を胃に直接 注入してみたそうです。
 

すると・・・

悲しい時は 普通の人は 10点満点から 2.5点低下するのに対して 脂肪を入れた人は 1点に抑えられた。

また脳波の不安定さも 普通の人は3~4%の揺れが見られたけど脂肪を入れた人は1%未満だったとの事。

f:id:wacag:20131204221535j:plain

実験は ボランティア12人の肥満ではない人に それぞれ 脂肪と 生理食塩水を胃に注入し 悲しい音楽と 悲しくない普通の音楽を聴かせてみてfMRIでスキャン。

  このページはF.B.ページ "A seed" さんの了解をいただき
2013-12-5に紹介させていただいた記事の再掲です。
*****************
ただ この研究に参加した12人だけでは「絶対!」とは言えませんが 何らかの関係が有る可能性は非常に高いです。
*****************
また 他の専門家の話では・・・
次回 以降は 「脂肪と糖分も合わせた研究をした方が興味深い」との事。これは糖分も 同じようにストレスが掛かると ジャンクフードへ走ってしまう事について関連がある可能性が高いからだそうです。

その他にもジャンクフードを食べ過ぎると
認知症を加速するという学説も発表されています。

これは 脂肪分や糖分の多い物を食べていると
脳へ送られるインスリンの量が適切に送られなくなり
脳の活動を妨げる事が分かったからです。

マウスでの実験で 脳内のインスリンの働きを妨げる薬を投与した所 アルツハイマー病を発症したからだそうです。

また一度アルツハイマー病を発症した場合インスリンを後から投与しても症状の改善は見られなかったそうなので 本当に気をつけたい物ですね。


大量の油や糖分・塩分などを常時摂取する事は自分の身体をコントロール出来なくなってしまう可能性が高く危険です。

普段から 極端に甘い物 極端に油の多い物 極端に塩分の多い物等 は 出来るだけ避けた方が良いようです。

もしもあなたがジャンクフードを食べたくなったら
 多分 原因はストレスです。

まずは そのストレスを解消しないと
 身体が壊れるまで食べ続けてしまうかもしれません。

参考URL★
<

Can you get dementia by eating junk food? ‥‥ | Daily Mail Online

- a seed 現代自然派調理研究家&プロデューサー  Jeff -
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/aseed.jp
 

                 

過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。

食⇔ #健康 をもっと知ろう i Pinterest

                 

 

彦根市漆芸家、坂根龍我さんの作品などは waca-jhi's diary

waca-jhiのblogの一望は wab's blog