waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

たん白加水分解物とは《A seedさんより》

この項はフェイスブックpageのA seed記事の転載です。フェイスブックをやっていない方でも見られますので教えてあげてくださいね。また[+読者になる]を押してくだされば都度に配信されます。
 
 
【たん白加水分解物とは】
 
最近 お菓子や食品の多くに使われている 添加物に「たん白加水分解物」が有ります。 
 
他の表記には「蛋白加水分解物」とか「タンパク加水分解物」とも書きます。 
 
これは食品を加水分解しただけなので 
食品衛生法」でいう「食品添加物」扱いではなく
「食品」扱いとなりますが 
かと言ってさすがに表示しなくて良いわけもなく
「JAS法」で表記が義務づけられている物です。 
 
 
化学調味料よりも 味わいが 自然で まろやかという説と 
あまり知られていないので 
(調味料(アミノ酸等)の化学調味料は イメージが悪いため)
  
現在食品メーカーは こちらに積極的にシフトしています。 
 
 
 
原料は基本的にタンパク質ならOK
 
国産は 基本的に 遺伝子組み換え脱脂大豆を原料としたり 
屠畜場で出た食肉系の不要な部位を使って作ると言われています。  
 
中国産は上記に加え 未だ「人毛」を原料としている場合も多い。
人毛だと 髪の毛に残留する重金属による発ガン性の問題が発生しやすい為 北京オリンピックの時に中国政府がやっきになって撲滅しようとしたが 激安で作れる為に 未だに いたちごっこ状態です。
 
 
 
 
製造法 
 
原料を 塩酸で煮る。 加水分解法 
 
この場合 塩酸を利用する為 素材に含まれるグリセリン等と反応し発がん性物質 クロロプロパノール類(主に3-MCPD)が 生成される可能性がある。 
 
これは基本的に「たん白質の塩酸による加水分解」する物には共通して出来るようです。
 
 
農水省でも以下の見解を示しています。
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クロロプロパノール類のうち3-MCPDと1,3-DCPについては、ラット(ネズミの一種)を使った試験で健康に悪影響を示す可能性が認められています。
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ただ いつも言いますが食品添加物その物が すべて悪いわけじゃ無いんです。 
何も知らずに 何も考えずに 摂り過ぎてしまう事が危険なんです。 
 
その為には 業界はハッキリと分かりやすい表記をするべきだし
消費者も 買う時に よく吟味すべきです。
 
 
 
また 自分の食べる物を 何も気にしない事は 
本能を捨てている事になります。 
 
っと言いますのは・・・   
 
 
味覚(舌)は美味しさを楽しむ為ではなく 生きる為に備わった機能だからです。 「この食べ物は安全かどうか?」を確認するために 出来た器官なのです。 
食べ物に興味を持ち 少しでも知る事は より健康的に生きる事に繋がります。 
 
 
 
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多少高くても 健全で美味しいものを食べ 病気も無く健康的な生活が良いか? 
 
食べ物に無関心で 気が付いたら 高額な医療費に悩まされる日々が良いか? 
 
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現代では 正しい味覚を取り戻す事が大事。
このまま放置していてはこの重要な器官が退化してしまいます。
 
私たちの大切な器官を改めて 生かしましょう♪
 
「食べる事 それは生きる事です」
 
 
PS
「酵母エキス」も酵素分解したりして
結局は 化学調味料のような物です。 
 
素材が微妙に違うだけ。
 
 
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a seedプロデューサー
 現代自然派調理研究家 Jeff
 
元々臨床検査会社に勤めていた所から
健康的な食事に興味を持ち
現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や講演
料理プロデュースをやらせて頂いております。
 
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