本物の味とは何か《A seedさんより》
【 本物の味とは何か? 】
ピンとこない味は 本物の味。
よく本物の味っというフレーズを聞くことがあります。
じゃあ 偽物の味と言うのがあるのでしょうか?
はい あるんです。
人間が好みそうでキャッチーな味が・・・
現代の大手メーカーは どうやったら
「人間は美味しく感じるか?」を日夜徹底的に研究しています。
1つの食べ物に異なる食感を合わせる手法や口の中で消えていく食感 食べ飽きない様に何らかの刺激を与え続ける食感等々
俗に言うジャンクフードが良い例。
しかし精製度合いが高いので栄養価はどうしても偏っています。
そういう刺激のある食感に比べて 自然な味は 基本的にマイルドです。
マイルドな理由は 刺激を与えるほど精製されていないからっというのも有ります。
精製されていないので 栄養価はジャンクフード等に比べてバランスよく含まれている場合が多い。
ただ面白いのは若い人ばかりがジャンクフードに走りやすいということ。
これは お若い方はどうしても経験値が少ないのでキャッチーな味の方が美味しいと錯覚してしまっているからなんですね。
これが ある程度経験値を積んで来ると鋭すぎて飽きやすい味という風に感じるようになります。
事実 本物の味はガツンとは来ません。
最初は美味しいのか?さえ 分からない事もあるかもしれません。しかし食べつけると段々止まらなくなるような感じ。
そして 食べているうちにその複雑さから気が付きます。
「ああ 本当の味って こういうものだよね。」っと・・・
美味しく錯覚させるために 限りなく研究されたインスタントの偽物の味と生物の本能を正しく呼び起こす自然な味。
いつも言いますが こうやって書くと「自然は安全で 人工は危険」っと言う論調はおかしいのでは?」っという人が居ますがもちろん違います。
細かく言えばキリが有りませんが 加工するという事は 自然な濃度から大きく変わったりして ありえない量が混入したり
それらが原因で無意識のうちに正しい味覚を狂わせる事が良くないのです。
自然な物はいじっていない。結果的に人的ミスが少ないと思われるだけです。リスク発生率を考えたら自然な話。
危険ですが分かっていれば避けられます。
人工的な物は 分かりません 農薬入り餃子や昨年の冷凍食品 一昨日から問題となっているパンからノロウィルス等が良い例です。
______________
a seedプロデューサー
現代自然派調理研究家 Jeff
元々臨床検査会社に勤めていた所から
健康的な食事に興味を持ち
現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や
料理プロデュースをやらせて頂いております。
現代自然派調理研究室 -A seed- Jeff
___________
彦根市の漆作家 坂根龍我さんの作品の一望は waca-jhi's diary
waca-jhiのblogの一望は wab's blog