食糧危機と遺伝子組み換え 《 A seed さんより 》
この項はフェイスブックpageのA seed記事の転載です。フェイスブックをやっていない方も見られますので教えてあげてくださいね。また [+読者になる] を押してくだされば都度に配信されます。
世界の飢餓を救う為に 本当に必要な物は遺伝子組み換えでは有りません。
遺伝子組み換え作物は、アフリカの飢餓を救うと、国連や国際機関、多国籍アグリバイオ企業が大宣伝を繰り返しています。本当にそうなのでしょうか。
アフリカに遺伝子組み換え種子が蔓延すれば、彼らは「自家採種」という数千年続いてきた持続的な農業の手段が奪われます。それは、食糧の自給能力を奪うことに他なりません。
食糧支援を利用し、遺伝子組み換え作物を送る事で、遺伝子組み換えへの抵抗感をなくし、遺伝子組み換え種子での農業を強制することで、一部の地主と大規模農業経営者が利益の半分を独占し、残りの半分を多国籍アグリバイオ企業が独占します。貧しい国民はますます貧しくなってゆくだけなのです。自分たちの食料さえ、栽培できないのですから。
そうして栽培された食糧は、日本などの先進国に輸出され、多くが食べられることなく廃棄されていくことになります。
---国際開発NGO ActionAid マシュー・ロックウッド---
「貧しい人々にとって本当に必要なのは、自分で作物を育てるための土地と水、作物を市場に届けるための道路、そして教育と信用取引の制度である。遺伝子組み換え作物は、世界の飢餓を解決するための特効薬とはならない。」
---国連食糧農業機関(FAO)の会議においてアフリカ20か国の代表たちによる訴え---
「我々の国が貧しくて、多くの人々が空腹であるというイメージを、巨大な多国籍企業が利用することに対して強く抗議する。彼らは、遺伝子組み換えという、安全でなく環境にも悪く、経済的なメリットすらない技術を、我々に押しつけようとしているだけなのだ。アフリカの農民が何千年もかけて育ててきた、生物の多様性、地域の知恵、持続可能な農業システムを、彼らの技術は破壊してしまう。最終的には、自分の食料を自分で生産する能力を奪ってしまうものだ。」
発言は、アンディ・リーズ著(白井和宏訳)「遺伝子組み換え食品の真実」より転記しました。
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a seedプロデューサー
現代自然派調理研究家 Jeff
元々臨床検査会社に勤めていた所から
健康的な食事に興味を持ち
現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や
料理プロデュースをやらせて頂いております。
現代自然派調理研究室 -A seed- Jeff
https://www.facebook.com/jeffrielau
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彦根市の漆作家 坂根龍我さんの作品の一望は waca-jhi's diary
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