遺伝子組み換え動物を 正しく怖がる為に 《 A seed さんより 》
この項はフェイスブックpageのA seed記事の転載です。フェイスブックをやっていない方も見られますので教えてあげてくださいね。また [+読者になる] を押してくだされば都度に配信されます。
【 遺伝子組み換え動物を 正しく怖がる為に 】
時々出回っている これら画像・・・
単なる奇形や異種交配で出来た鶏を 遺伝子組み換え動物と称している情報が多いのでご注意下さい。
遺伝子組み換えで作られた鶏は 幸か不幸か まだ少ないです。
正しい情報で正しく怖がるのは良いのですが不安を煽るだけのサイトも多いので一応チェック。
まず4本脚で 偶然発見された例として・・・
中国
http://commonpost.boo.jp/?p=30804
インドでも
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52099626.html
写真のイイカゲンさを 逆に茶かしているサイトも・・・
http://kenproduction.jp/blog/2010/05/24/こんな話、あんな話。/
毛の無い鶏は存在するが これは異種交配であって 遺伝子組み換えではない。
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52076503.html
http://commonpost.boo.jp/?p=16084
遺伝子操作で4本脚のニワトリ ハーバード大で1999年に成功あくまでも 胚の研究の為であってフライドチキン用ではない。
http://wired.jp/wv/archives/1999/03/15/遺伝子操作で4本脚のニワトリ/
過去にも同じような噂が有ったのですが都市伝説との事
ただここの所 モンサントの遺伝子組み換え種の話題に合わせ ショッキングさを狙ってまた復活しているようです。
以下URLはガセネタ
これがあちこちの元になっている可能性が大きい
http://www.snopes.com/horrors/food/kfc.asp
そもそも足が何本有ったとしても 餌の量は足の数に比例して増えるので あまり高効率化にはならない事。
モモ肉が美味しいのは そこそこ動き回るからであって(卵用の鶏は動くスペースが無い)
6本だったら そもそも美味しいモモ肉になるのかも疑問。
そのような 特殊な用途のために、高額な投資をして 遺伝子組み換えの研究をする方がよほど非効率的。元々鶏肉は安い。
今は 機械で 裁き 毛をむしり取る為 6本足だと特殊過ぎてむしろ手間が掛かる事。
6本足の白黒写真の出所が「ハローバイバイ関暁夫の都市伝説」からでした。
そもそも これほどの案件なら 本来どこかの研究施設や学術文献がヒットするはずです。
右側の写真は 遺伝子操作ではなく奇形として紹介されている事
http://doseng.org/priroda/12791-chetyrekhnogijj-cyplenok-5-foto.html
種子なら可能だが 動物はクローン等でも難しい コンスタントに6本足の鶏が出来るのかは 甚だ疑問。
しかも写真の中の文字列を読み解くと「信じるか信じないかはあなた次第です」
っという「ハローバイバイ関暁夫の都市伝説」(書籍)の お約束のフレーズが・・・
左側の写真と細かい文章は その本のまま 右側のカラー写真と左上の「遺伝子操作による鶏」の帯は後から貼り付けた物と思われます。
そんな所から 今のところは「都市伝説」というのが濃厚でしょうね。
ただ これから先は 本当にどうなるか分かりませんので 可能性として 将来こういうケースも有り得ることは覚悟しておかなければなりません。悩ましい所です・・・
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a seed プロデューサー 現代自然派調理研究家 Jeff
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に興味を持ち
現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/jeffrielau
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彦根市の漆作家 坂根龍我さんの作品の一望は waca-jhi's diary
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