遺伝子組み換えは要らない 《 A seed さんより 》
この項はフェイスブックpageのA seed記事の転載です。フェイスブックをやっていない方も見られますので教えてあげてくださいね。また [+読者になる] を押してくだされば都度に配信されます。
【 遺伝子組み換えは要らない 】
現在 日本が輸入する 米国産の大豆の 約93%、
トウモロコシの約88%がすでに遺伝子組み換えです。
(2012年度)
現在の日本の 大豆やとうもろこしの輸入量と輸入相手国は以下の通り
単位千円
平成23年度 大豆:2,830,773トン
総額 144,318,024
主要輸入 相手国(重量比)
1 アメリカ 1,894,174トン(65.6%) 金額 94,660,010
2 ブラジル 533,477トン(16.3%)、金額 23,511,867
3 カナダ 354,996トン(15.5%) 金額 22,397,893
4 中国 44,404トン(2.4%) 金額 3,529,373
米国が圧倒的に多いですね。
http://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/daizu/d_data/pdf/015_import.pdf
トウモロコシ:16,460,160トン(内 飼料用 11,877,772トン)
主要輸入相手国(重量比)
1 アメリカ 16,277,542トン(内 飼料用 11,726,815トン)(98.9%)、
2 アルゼンチン 86,724トン(内 飼料用 85,991トン)(0.5%)、
3 インド 72,578トン(内 飼料用 57,868トン)(0.4%)
こちらも圧倒的に米国です。
こちらの最新データは見つかりませんでした。
多分上記データは平成20年度の物と思われます。
これから推測すると 既に 日本国内の加工食品の大半は遺伝子組み換えだと思われます。
加工食品 油脂類や醤油類 菓子類等々
特にサラダオイルのほとんどがそうですね。
遺伝子組み換え作物は 「より多くの食料が確保でき将来の食糧危機を救う」
というのが推進派の意見ですが
そもそも 現在の日本では 約5000万トンの食糧を輸入し 約1900万トン廃棄している国と言われています。
これらを飢餓で苦しんでいる国にもっと均等に食料を分けられないのでしょうか?
逆に言えば今でも余っている国は有るし 足りない国は以前から足りないのです。
経済と密接に関連しているのに それを無視して「足りなくなるから作る」っと言っている限り やはり経済から抜け出せないと感じます。
(いつも強者は食べられるのに 弱者には食糧が行き渡らない)
確かに現在の日本は 米国の遺伝子組み換え食品が無ければ
食べ放題や激安食品・ファストフード等々は成り立たないと思います。
しかし それらは本当に必要なのでしょうか?
安全性について 未知のリスクを負う事と
単なる安さや利便性等を天秤にかける事は愚かな事だと思いませんか?
今の日本は 経済至上主義な米国のやり方に感化されている様。
ヨーロッパでは遺伝子組み換えに 反対の姿勢を示す国が圧倒的に多いですし日本や韓国以外のアジアでも遺伝子組み換えには反対の国が多いのです。
日本や韓国以外の国では米国や南米で推進されているようですが逆に言えばそれ以外は反対の国がほとんどです。
一部企業に国家が振り回される可能性や やはり安全性が担保されていない、何らかのリスクを負う事を嫌っての事だと思います。
事実 米国でも遺伝子組み換えの表示義務を課す州(バーモント)が出てきたり 普段食べる事の多い 鮭や小麦の遺伝子組み換えには反対が多いようです。
日本を筆頭に一部の国だけが ウヤムヤに 遺伝子組み換え作物をどんどん食べさせられている この状況に私達は危機感を持たなければなりません。
______________
a seed プロデューサー 現代自然派調理研究家 Jeff
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に興味を持ち
現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/jeffrielau
___________
彦根市の漆作家 坂根龍我さんの作品の一望は waca-jhi's diary
waca-jhiのblogの一望は wab's blog