ロシア政府が豪州産牛肉の輸入停止を発表 《A seed さんより 》
【 ロシア政府が豪州産牛肉の輸入停止を発表 】
輸入肉を選ぶ時は素性が大事。
今年 4月7日から、ロシアは、オーストラリア産の肉の輸入を完全に禁止したそうです。
理由は加盟国内で使用が禁止されている成長ホルモンであるトレンボロンが豪州産の肉から再三検出された為だそうです。
オーストラリア産も 実はホルモン剤は特に規制はありません。
使用が禁止されているEU向けには 未使用の物を出荷しているそうです。
ですから 誤解の無い様に言うと
オーストラリア産は
1使用している物
2最小限度使用している物
3使用していない物に分かれます。
オーストラリア産だからすべて安心というわけではありません。
参考URL
但し 米国産は成長ホルモン剤 最大残留量は国産の600倍以上
米国では 3種類の天然ホルモンと3種類の合成ホルモンの計6種類のホルモン使用が許可されています。
米国がホルモン剤を使う理由(カナダもほぼ同じ基準)
1 牛の性格がおとなしくなり育て易い
2 成長が早くなる
3 肉の量が増える
4 肉質が柔らかくなる 等々があるようですが・・・
数値を見ると・・・
国産牛が 0.006に対して3.8 約633倍
0.1に対して1.0の 10倍です。
日本でもホルモン剤は4種類 認められているのですが 問題はその使い方。
日本の場合 病気の治療時のみ等 出来るだけ使用量を押さえようとしています。
しかし 米国では そのような配慮は無いようです。。
現実的には耳にホルモン剤を埋め込んで飼育する。
一応筋肉には使用しないという前提ではあります。
参考URL 英語
ホルモン剤注入機やその方法等写真有り。
ちなみにEUではホルモン剤を使用した米国産牛は輸入禁止です。
参考URL
「畜産食品中残留ホルモンのヒト健康に及ぼす影響に関する研究」
その他
米国産 豚や鶏などもホルモン剤や抗生物質の問題等が・・・
安く作る為に手間を省き 薬物に頼る方が良いのか?
それとも 手間を掛け薬物に頼らない方が良いのか?
僕は 薬物 自体の毒性 ウンヌンではなく
何事も出来るだけ使わない方向で考えるべきだと思っております。
出来るだけ使わないようにしたけど どうしても使用せざるを得ないなら最小限の使用は 仕方ないと思いますが
しかし単純に面倒だからとか 手間を省く為に 安易に頼るべきではないと思うのです。
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a seed プロデューサー 現代自然派調理研究家 Jeff
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に興味を持ち
現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/jeffrielau
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彦根市の漆作家 坂根龍我さんの作品の一望は waca-jhi's diary
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