waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

また見つかってしまった遺伝子組み換え小麦

この項はフェイスブックpageのA seed記事の転載です。フェイスブックをやっていない方も見られますので教えてあげてくださいね。また [+読者になる] を押してくだされば都度に配信されます。


【 また見つかってしまった遺伝子組み換え小麦 】


昨年 米モンサントが開発した未承認の遺伝子組み換え「小麦」がオレゴン州で見つかりました。

その小麦はモンサントが 1998年から2005年にかけて、オレゴン州を含む16の州で試験栽培していましたが米国農家の大反対にあい05年に開発を中止していました。

それが・・・今年になって再度 今度はアメリカ西部モンタナ州
栽培が認められていない遺伝子を組み換えた小麦が大学の試験農場に生えているのが また見つかったのです。
.
これはモンサントが2000年から2003年にかけてモタナ州の大学の試験農場で政府の許可を取って一時、試験栽培していた遺伝子組み換えの小麦だそうです。

この小麦は 開発はすでに中止され、販売目的での栽培や流通も認められていませんが、今年7月、試験農場の中で生えているのが見つかりました。なぜ10年近く経って見つかったのか・・・

現在米国では 主食である小麦に関して未だに遺伝子組み換えは認められていません。

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過去には米国内で何度も「遺伝子組み換え小麦」の承認するしないについて論争になっています。

自分達が主食として食べる小麦が遺伝子組み換えというのは 米国人も嫌なようです。

このようなケースが 近年多々有ると 「遺伝子組み換えでない」という表示も不安になってきますね。

ちなみに日本では5%以下の遺伝子組み換え作物の混入は許されています。 ちなみにEUでは 許容は0.9% まで。

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日本では米国から輸入する80%以上の大豆やトウモロコシ 菜種が既に遺伝子組み換えです。 醤油 サラダオイル スナック菓子等々様々な物に使用されています。

「遺伝子組み換えでない」という表記が無ければ「遺伝子組み換え」と疑ってよいでしょう。

米試験場に組み換え小麦 栽培中止後、管理責任も

http://www.47news.jp/CN/201409/CN2014092701000906.html
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a seed プロデューサー 現代自然派調理研究家 Jeff

元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に興味を持ち

現在は静岡県焼津市の会員制レストランで

食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。

https://www.facebook.com/jeffrielau
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