遺伝子組み換え飼料で 豚 胃炎
【 遺伝子組み換え飼料で 豚 胃炎 】
比較的 人間に近い消化器系と言われる豚での実験で 遺伝子組み換え飼料を与えた場合 胃炎を発症する確立が大幅に高まることが分かりました。
研究を率いたのは、豪アデレードにある健康環境研究所の所長で、疫学者・生化学者であるジュディ・カーマン博士。
米獣医師らと共同で、米国の養豚場で調査を行いました。
調査は、離乳食へ移行する子豚168匹
その内半分の84匹には遺伝子組み換え大豆およびトウモロコシを・・・あと半分の84匹には遺伝子操作されていない飼料を与えた。
両方ともエサ以外は同じ環境で五ヶ月以上育て 食肉処理されて検査した。
胃炎の発症率は、遺伝子組み換え飼料を与えられた方が そうでない方に比べ2.6倍以上高かった。
雄豚の方が炎症の発生率が高く 雌豚の場合 遺伝子組み換え飼料を与えると胃の炎症は2.2倍になり、雄豚の場合は胃の炎症は4倍になった。
そして遺伝子組み換え飼料で育った雌豚は、子宮の重さが通常飼料グループに比べ25%重かった。
その他 雌豚は受胎率が低下し、流産の率が増加等も危惧されている。
但し 体重増や死亡率、血液生化学的な検査などではどちらも差はみられなかったという。
カーマン氏らは、遺伝子組み換え穀物の影響を調べるには、さらに長期的な動物飼育研究が必要だとしている。
詳細は ジュディ・カーマン博士のページをご覧下さい。
______________
a seed プロデューサー 現代自然派調理研究家 Jeff
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に興味を持ち
現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/jeffrielau
______________
彦根市の漆作家 坂根龍我さんの作品の一望は waca-jhi's diary
waca-jhiのblogの一望は wab's blog