waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

遺伝子組み換え飼料で 豚 胃炎

この項はフェイスブックpageのA seed記事の転載です。フェイスブックをやっていない方も見られますので教えてあげてくださいね。また [+読者になる] を押してくだされば都度に配信されます。
 
 
【 遺伝子組み換え飼料で 豚 胃炎 】
 
 
比較的 人間に近い消化器系と言われる豚での実験で 遺伝子組み換え飼料を与えた場合 胃炎を発症する確立が大幅に高まることが分かりました。
 
研究を率いたのは、豪アデレードにある健康環境研究所の所長で、疫学者・生化学者であるジュディ・カーマン博士。
米獣医師らと共同で、米国の養豚場で調査を行いました。
 
調査は、離乳食へ移行する子豚168匹
 
その内半分の84匹には遺伝子組み換え大豆およびトウモロコシを・・・あと半分の84匹には遺伝子操作されていない飼料を与えた。
 
両方ともエサ以外は同じ環境で五ヶ月以上育て 食肉処理されて検査した。
 
胃炎の発症率は、遺伝子組み換え飼料を与えられた方が そうでない方に比べ2.6倍以上高かった。
 
f:id:wacag:20141006203417j:plain
 
雄豚の方が炎症の発生率が高く 雌豚の場合 遺伝子組み換え飼料を与えると胃の炎症は2.2倍になり、雄豚の場合は胃の炎症は4倍になった。
 
そして遺伝子組み換え飼料で育った雌豚は、子宮の重さが通常飼料グループに比べ25%重かった。
 
その他 雌豚は受胎率が低下し、流産の率が増加等も危惧されている。
 
但し 体重増や死亡率、血液生化学的な検査などではどちらも差はみられなかったという。
 
カーマン氏らは、遺伝子組み換え穀物の影響を調べるには、さらに長期的な動物飼育研究が必要だとしている。
 
詳細は ジュディ・カーマン博士のページをご覧下さい。

______________

a seed プロデューサー 現代自然派調理研究家 Jeff

元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に興味を持ち

現在は静岡県焼津市の会員制レストランで

食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。

https://www.facebook.com/jeffrielau

______________

  

彦根市の漆作家 坂根龍我さんの作品の一望は waca-jhi's diary 

waca-jhiのblogの一望は wab's blog