米国牛と豪州牛
【 米国牛と豪州牛 】
ウラ話 輸入時の取引形態の違い。
知っていると あの業態のカラクリが分かる。
単純に言うと 輸入する時
オージービーフは 部位を指定できないけれど 米国産は 必要な部位だけを指定して買える。
正確には オージービーフや他の国の場合 一頭丸々買うか 向こうの 指定のセットしか無い
米国産だけは こちらの指定した物を指定した量だけ売ってくれる。
どうしてそうなるかと言うと 一説にはオーストラリアの人口は 約2000万人程度 アメリカは 約3億人
その差14~15倍 この人口の差が大きく影響している。
っと言うのはアメリカなら売れない部位は自分の国で消費できるけどオーストラリアでは売れ残ったら自家消費出来ない。
また余った部位を売り裁くためだけの 安売りは値崩れを起こしますから・・・だから外国へは セット販売しかしてくれないのだそうです。
そう思うと
以前 米国産 牛肉がBSE問題で輸入停止になった時、吉野家が「米国産でなければ あの味を再現するのはムリ」っと
言い切った理由が何となく分かりますね。
もし強行すれば 1頭買いなので 最悪 日本国内で さばききれない恐れが出てきてしまいます。それで米国産に こだわっていたんですね。
牛丼チェーンがメインなだけに 余った部位を他に回せないという事情も有ったんです。(現在はオージービーフも一部使用しているそうです)
ちなみに「すき家」 は「前からオージービーフじゃないか?」っという方もいらっしゃると思いますが すき家は ゼンショーという様々なチェーン店を運営する会社だったのでハンバーグ等にして自前ですべて処理できるわけです。
上記の様な事情から ご存じの方も多いと思いますが・・・
仙台の牛タンも その利便性からホトンドが「米国産」です。
豪州産は牛タンだけ売ってくれませんし和牛で牛タンを出したら一皿数千円になってしまいますので当前ですね。
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a seed プロデューサー 現代自然派調理研究家 Jeff
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に興味を持ち
現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
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彦根市の漆作家 坂根龍我さんの作品の一望は waca-jhi's diary
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