遺伝子組み換え作物 完全拒否の国
6月11日に 中国の隣にある 人口550万人の小国 ギルギスが遺伝子組み換え作物の販売および輸入の100%禁止を決定したとの事。
輸入だけでなく 販売や 国内生産品までもチェックするそうです。
2015年から施行。
遺伝子組み換え作物はEUでも規制が進んでいますが
昨年 中国でも 米国産トウモロコシに遺伝子組み換えが見つかったとの事で 受け入れを拒否。
その他 ブータン王国では国産農作物や食品を100%有機農業化に向け取り組んでいます。
今回キルギスも 遺伝子組み換え作物を拒否した事で アジアではさらに遺伝子組み換え食品を規制する方向に流れていく可能性が高まりました。
参考URL
http://naturalsociety.com/kyrgyzstans-5-million-population-can-enjoy-gmo-free-lifestyle-due-100-ban/
日本は依存大国・・・
そんな中 日本では 大豆やコーンなど大量の遺伝子組み換え作物が輸入されており 遺伝子組み換え作物消費大国と言えるほど。
現在 世界で作られている大豆の
2013年の 世界の作付面積、遺伝子組み換え作物の割合は、
トウモロコシ 32%
大豆 79%
ナタネ 24%
と 世界で生産される トウモロコシの3割
大豆の8割が すでに遺伝子組み換えです。
そのうち日本での輸入率を見てみると・・・
(遺伝子組み換え 非遺伝子組み換え混合)
トウモロコシ ほぼ100%
大豆 75%以上
上記トウモロコシと大豆は すでに関税なし・・・
EUやアジアでは 基本的に 遺伝子組み換え作物拒否の方向ですがこのままだと 日本だけ取り残されてしまいそうです。
現在 日本で販売されているサラダ油やマヨネーズ等に使われている油の大半は遺伝子組み換え作物から製造されています。
いまどきは原料に「遺伝子組み換えでない」という表記のある油は貴重です。
遺伝子組み換えが安全なのか危険なのかは分かりません。
しかし 安全とは言い切れない。
また 遺伝子組み換え作物を基本にしたら それを作る一部の企業に永遠に依存し支配される事になります。
(他にも沢山理由はありますが・・・)
だからEUを筆頭に多くの国で規制されているのです。
a seed プロデューサー 現代自然派調理研究家 Jeff
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に興味を持ち
現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/jeffrielau
彦根市の漆作家 坂根龍我さんの作品の一望は waca-jhi's diary
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