waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

遺伝子組み換え食品の見極め方

私達がいつも手にする製品に よく見かける・・・

「遺伝子組み換えでない」という表示ですが

「遺伝子組み換えです」とは書かれている事ないですよね。

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 有るとすれば「遺伝子組み換え不分別」の表示くらい。

このカラクリは・・・

日本では、表示が義務の対象になるのは、

1大豆、
2じゃがいも、
3なたね、
4とうもろこし、
5わた、
6てんさい、
アルファルファ
8パパイヤ

の8種類のみ。

あと この8種類を原料として、加工したあと、組み換えられた遺伝子やタンパク質が検出できる33種類の食品などです。

加工食品の33種は以下
http://www.caa.go.jp/foods/qa/kyoutsuu03_qa.html#a2-01

この遺伝子やタンパク質が検出出来るっという所がポイントで逆に言えば 検出できなければ 表示義務はありません。

例えば・・豆腐、納豆、味噌には表示の義務はありますが、
醤油、油、異性化糖、砂糖には、表示の義務はない。

加工食品にいたっては 総重量の上位3位以内で 全体の重さの5%以上の物でないかぎり 表示義務は有りません。

つまりメインになるくらいの重さでない限りはホトンド義務なし。

またもう1つ言えば 「遺伝子組み換えでない」とされている製品でも 日本の場合は5%未満であれば表示されない為に
欧州に比べ かなり緩やかな規制になっています。
(EUでは1%未満)

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参考URL 
厚生労働省:遺伝子組換え食品の安全性について
http://www.mhlw.go.jp/topics/idenshi/dl/h22-00.pdf

まとめ
簡単に言えば 最初に出てきた8種類で 「遺伝子組み換えでない」と書かれた物以外は 疑って掛かったほうが良いです。

もし 遺伝子組み換えでない物を使っていたら 
大きなアピールポイントなので 書かないはずがないからです♪

また加工食品に関しては ほぼ100%どの製品にも使われていると思ったほうが良いです。

もし使っていなかったら やはり大きなアピールポイントになるはずでそれを謳わない手はないからです。

                    

a seed プロデューサー 現代自然派調理研究家 Jeff

元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に興味を持ち

現在は静岡県焼津市の会員制レストランで

食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。

https://www.facebook.com/jeffrielau

                    

 

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