waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

新たな食品添加物が 4月から製品へ

日本のA社が 昨年認可をとった食品添加物、旨味成分増強剤「グルタミルバリルグリシン」を使用した商品が4月以降 ついに市販となるそうです。

f:id:wacag:20141129183005j:plain

いつも通り安全性については単体の検査のみで

複雑になり過ぎるとの事で複合試験はされていません。

当然 動物実験のみで 人体での実験はしていません。
(ただし 現在 既にタイで粉末コーヒー飲料やギョーザに先行使用中)

一応安全とされている為 使用基準は無し。  

不安なのは たとえ自然に存在している成分でも それを人工的に高めた時 人体に どういう影響を与えるかはあくまで想像でしかないということ。

いつも問題になるのはそれ単体の毒性よりも 使用される濃度なのです。
(1972年に味付昆布にグルタミン酸ナトリウムを「増量剤」として使用し健康被害が起きた事故がありました)

この成分 甘味・苦味・酸味・塩味・うま味の基本味を増強するほか、

味の厚みと広がりを増幅させ、口当たりのよさを改善するとされてる。

そんな所からスープやスナックといったコクがウケる食品の他、ラクトアイス、チーズやヨーグルトなど様々な食品に対して使用される事が想定されています。

f:id:wacag:20150304113917j:plain


元々単純な化学調味料の旨味に それらを増強する手法は

化学調味料で元々味覚が狂いがちなのに さらに味覚を狂わせる懸念があり より自然な味が分からなくなって来るのではないかと思います。

味覚を 誤魔化す事は 即ち 生来持つ健康を維持するための「味覚センサー」を惑わせ 狂わせるという事。

本来なら「味覚」で調整している物を人工的に誤魔化す事は危険です。

「味覚」は一種の安全装置でもあるからです。

今までも 人間が 様々な手法で食品を作り出して来ましたが やはり自然由来の食品には常に敵わなかったという事 忘れてはいけません。

                    

a seed プロデューサー 現代自然派調理研究家 Jeff

元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に興味を持ち

現在は静岡県焼津市の会員制レストランで

食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。

https://www.facebook.com/jeffrielau

______________

 

彦根市の坂根龍我さんの漆作品などの一望は waca-jhi's diary 

(意の場の転換に貢献できたら幸いです。)

waca-jhiのblogの一望は wab's blog