waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

化学調味料無添加!、、でもちょっと待って!〜その2〜

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次に問題なのが加工デンプンです。

言葉は知っているけど、詳しくは、、って方
多いと思います。

加工デンプンと言うと、まだ聞こえがいいですが、

正式名は「デンプングリコール酸ナトリウム」や「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」などの

合成化学物質です。

原料の天然でんぷんに含まれるたんぱく質に、化学物質が結合してしまうと、合成たんぱく質が生まれる場合があること。

これにより、今まで大丈夫だった人が、

例えば小麦アレルギー、 米アレルギーになる可能性もあると指摘する専門家もいます。

詳しい問題点を言い出すと長くなるので、ここでは割愛させていただきます。

加工デンプンを入れると食品に粘り気が出たり、泡立ちがよくなり、

パンやご飯を冷蔵庫で冷やしたあとレンジでチンしても、ふわふわになります。

そのため、菓子パン、洋菓子、サンドイッチ、お惣菜、ソース、ドレッシング、レトルト食品などの加工品に大量に使われています。

なんとパンだと約20%、麺類で10~20%くらいが

加工デンプンじゃないかということです。

今回取り上げた酵母エキス、加工デンプンの

シンプルに怖い点が、食品添加物扱いではなく、 一原材料扱いという点です。

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つまり、使用料の限度などがなく、言ってしまえば使い放題なのです。

科学の、薬品の力を借りに借りた

酵母エキスに加工デンプン。

確かに現行の制度では添加物扱いにもなっていなく、この例に挙げたメーカーの商品も偽装とは言えないかもしれません。

開き直ってしまえば、今回の謳い文句は

化学調味料無添加」

→それ以外が無添加とは言っていない、というもの。

消費者の知識量によって、受け取り方がかなり違ってきてしまうのが事実です。

蓋を開けて裏側を覗いてみるとこの有様。

ウチのは無添加のダシ使っているから!と安心しているご家庭もあるかと思いますが、

やはりダシなどは自分で取るのが一番です。

そんなに手間でも、難しくもありません。

これを機に、ぜひ一度台所、冷蔵庫の調味料を見直してみてはいかがでしょうか?

自分の、パートナーの、子供の健康、

味覚を守るには、まず一歩踏み出すことです。

長文にお付合いいただき、ありがとうございます。

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