食品添加物について、あらためて。その2
【その1( 食品添加物について、あらためて。その1 ( 全4ページ ) - waca-jhiのブログ )からの続き】
いま感じる乳がんの多さ! 私の周りでも本当に・・・
ですから今回あらためて食品添加物の危険性を、
食品添加物の世界で有名な安部司様のお言葉を借りながら、提示させていただきます。
添加物は基本的に「安全性試験」に合格したものだけが認可されます。
しかし、合格したものの中にも明らかに人体に悪影響を及ぼすものがあり、その数は決して少なくありません。
イギリスでは一部の合成着色料を使った食品に
「この食品を食べると子どもの活動や注意力に悪影響を与える可能性があります」と表示されているものがあります。
F.B.pageから転載させていただいています。
英サウサンプトン大学の研究で、「いくつかの合成着色料を摂取した子どもに多動性行動が見られた」という報告があったため、
イギリスの食品基準庁がこの表示を義務化したのです。
この表示の対象になった合成着色料の中には、現在、日本でも使用されているものもあります(赤色102号、黄色4号、黄色5号、赤色40号)。
合成着色料はごく少量の使用で効果があり、たとえば、500mlの液体を着色するには、爪楊枝の先につけたぐらいの分量で十分。
そんな微量でも人体に影響が出て、子どもがキレやすくなるかもしれないのです。
では、天然着色料なら安心なのかといえば、決してそんなことはありません。
アカネから抽出した天然着色料「アカネ色素」は、発がん性があるとして2004年に禁止となっています。
また最近では、ハムやお菓子、ドリンクなどによく使われる天然着色料「コチニール色素(カルミン酸)」に急性アレルギー症状の発症例が報告され、
2012年5月に消費者庁と厚生労働省が注意をよびかけています。
ただし、この発表があった後もアレルギー表示を義務化する動きもなければ、警告などの動きもないのです。
さらに、添加物の「複合摂取」も問題になっています。
食品添加物は化学物質。複数のものが一つの食品の中で混ざり合うことで、化学反応を起こす可能性は否定できません。
実際に、清涼飲料水に入っているビタミンCと保存料の安息香酸Naが食品中で反応し、
強い発がん性のある「ベンゼン」が作り出され、問題となった例もあるのです。
コンビニ弁当やファストフードを常食していると、同じような組み合わせの添加物を連続で複合摂取することになります。
子どもを含む多くの人たちが、安全性の確立されていない複合摂取を続けていることになるのです。
また、添加物を合成するときに生じる「不純物」も問題です。
たとえば、体に脂肪がつきにくいとして特定保健用食品(通称トクホ)に指定されていた食用油の「エコナ」は、
油を分解し新しく合成する過程で発がん性物質が生成されるとして、2009年9月に発売禁止になっています。
コーラのカラメル色素に含まれる4-MIも、発がん性のある不純物。
赤色104、赤色105などのタール系色素にも、ヘキサクロルベンゼン(第一種特定化学物質)という
発がん性物質が含まれている可能性があるし、紅麹色素の原料、紅麹カビには、シトリンというカビ毒の問題が指摘されています。
こういった不純物については、基準をつくろうという動きもある。タール系色素の黄色5号については規格ができ、
スクラロースやサッカリンなどの合成甘味料についても不純物の含まれる量の基準が定められている。
しかし、だからといって「添加物には規格基準が定められているから安心」と考えるべきなのでしょうか。
「規格基準を定めなければいけない」こと自体、問題なのでは。。
あなたが食べてる食品に含まれる大量の添加物。。
10年後になって
「発がん性がありました」
「アレルギーの原因でした」
「変異原生がありました」
国から突然こう言われる恐れもあるのです。
規定以上の摂取は、危険。
こんなものを日常的に摂取する環境が、今の日本です。
。。( 食品添加物について、あらためて。その3 - waca-jhiのブログ )に続きます。