waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

食品化学新聞についてご紹介します。その1 (1/4)

【このテーマでは続けて四回の掲載になります。今日は、その1】

大変興味深いです・・・

食品化学新聞2016年1月14日号まとめ その1

その4まであります。長文になりますが、お付き合いいただければ幸いです。

まずは、この食品化学新聞についてご紹介します。

                       

食品化学新聞社は1964年、食品添加物および食品素材の専門紙「食品化学新聞」(週刊)を発行。

以来、関連業界唯一の専門紙として独自の情報網と市場データをもとに、迅速で的確なニュースの提供に努めてまいりました。

〜(中略)〜、食を取り巻く環境の変化に対応、食品産業の健全な発展に寄与すべく最新情報を発信しております。
(食品化学新聞HPより抜粋)

 千葉県幕張本郷のレストラン"スロフード小杉" の
F.B.pageから転載させていただいています。

私は、ちょうど一年前にもこの新聞を購入しており、その内容をfacebookやブログにてお伝えしました。

その時は、甘味料の流行についてや食品添加物全体の需要量についてと、それを日本国民一人一人に換算したら、、、

という内容でした。

普段生活している上ではほぼ知り得ない情報ばかりです。

さすがは専門の業界新聞。

f:id:wacag:20160212112752p:plain

それでは、見ていきましょう。

尚、この食品化学新聞は食品添加物に関するあらゆる情報・ニュースを掲載している新聞ですが、添加物を批判している新聞ではございませんことを、ここで記しておきます。

⚫︎食品添加物全体の需用量と売上高の推移

ここでは、2014年の統計と最新の2015年の統計の比較を行っております。

2015年 食品添加物マーケティングリサーチ

 需要量、売上高ともに横ばい

冷夏、暖冬で需要伸びず 売上高は値上げで現状維持

2015年の食品添加物関連市場は、需要量が334万t(前年比100%)、売上高が1兆282億円(同)でいずれも横ばいとなった。
食品市場の動きを振り返ると、全般的にヒット商品が少なく、需要を押し上げる力が足りなかった。
また、夏場は冷夏による飲料需要の伸び悩み、冬場は暖冬による鍋物関連の不振などが重なった。
こうした食品市場の傾向を反映する数字となった。需要量では、調味料が前年比105%と増加した一方、食品香料が道5%で減少している。調味料は酵母エキスが新規用途で伸びたほか、ヘルシー志向によりチキンエキスが増加傾向にあった。
食品香料は飲料市場が振るわなかった影響を受けた。売上高については、為替上昇分の値上げが浸透したため、増粘剤が同109%調味料が同110%、酸化防止剤が同114%、香辛料が同126%と前年を大きく上回った。
また、原料不足による素材不足も顕著で増粘剤や香辛料などは全体に値上げ基調だった。
一方、甘味料は糖化製品の価格下落により同92%と前年より減少。

 各分野ごとの15年の動向(食品化学新聞 紹介 2/4) に続きます。

                            

過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。

jp.pinterest.com

                            

 

彦根市の漆芸家、坂根龍我さんの作品など waca-jhi's diary  

waca-jhiのblogの一望は wab's blog