添加物の代表的な分野を4つご紹介しました [食品化学新聞・4/4(完)]
食品化学新聞2016年1月14日号まとめ その4
いかがでしたでしょうか?
添加物の代表的な分野を4つご紹介しました。
こうしてみると、添加物が私たちの暮らし、食卓にどれだけ影響を及ぼしているのかがよくわかります。
それだけ、添加物を使うことが当たり前になっていて、
危険性などは二の次になっているように感じました。
そして、どの企業も価格を抑えるのに必死。
これは、私たち消費者にも責任の一端があるように感じます。
より安く、より簡単に。これを求めていくと、たどり着くのは添加物まみれの食品です。
F.B.pageから転載させていただいています。
料理は本来、時間のかかるものです。
もちろん、たまには楽をするのもいいかと思います。
ですが、普段はできることならしっかりと手作りしていただきたい。
そうしたほうが、食材への感謝の気持ちも、作ってくれた人への感謝の気持ちもより大きくなり、食べ物を無駄にすることも減ると思います。
何より、お子さんがいるご家庭では特に意識していただきたいです。
お子さんの健康のためもそうですし、「料理は手間と時間のかかるもの」という認識をしっかりと持ってもらうことが、大事なのです。
それでは最後に、この食品化学新聞で特に目に止まった広告をご紹介したいと思います。
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そのおいしさのヒミツ、じつはわたしたちがつくっています。
わたしたちは、「おいしさ」をつくる会社です。
とはいっても料理をつくるわけではありません。
たとえば、一晩寝かせたカレーのコクはどうやって生まれるのか。
なぜ専門店のハンバーグは深みがあってジューシーなのか。
どうしたらパンのふわふわ感が持続するのか。
わたしたちは「おいしさ」の中に潜むなぞを科学の眼で解き明かし、
発酵のちからや匠の技を再現する研究を続けています。
わたしたちが創り出した様々な「おいしさ」の秘密は、
調味料や食品素材などの製品になって世界中で活躍しています。
時代を先行く「おいしさ」を創造する。
MCフードスペシャリティーズのこれからにご期待ください。
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こう綴られている横に、おいしそうな画像と効果音が並んでおります。
この広告を見たとき、怒りや悲しさなどを通り越して、思わず失笑してしまいました。
「おいしさ」を創造して、添加する。それが食品添加物。
ですが本来、「おいしさ」は”付け足す”ものではなく、
食材から”引き出す”ものだと私は考えております。
相反するものだと再認識させられました。
こうして、「おいしさ」を”付け足す”飲食店は、本当に多いですが、
私はこれからも頑固に「おいしさ」を”引き出して”お客様に伝えていきたいと思います。
ありがとうございます。
過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。