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必見!あぶない「激安食品」はこうして見破れ! その1

必見!あぶない「激安食品」はこうして見破れ! その1
(週刊文春さん3月10日号参照)

今回は、いろいろと不透明で闇の部分の多い「激安食品」を週刊文春さんがまとめてくれておりますので、ご紹介していきたいと思います。

ぜひ、ご覧ください。

 千葉県幕張本郷のレストラン"スロフード小杉" の
F.B.pageから転載させていただいています。

ココイチ廃棄カツ横流しの発覚からひと月。消費者の間では「自分の身は自分で守ろう」という意識が高まっている。

だが、その自衛策が「大手メーカーの正規品を買えば安心」となってはいないだろうか。実はスーパーに並ぶ正規品の中にも、あぶない食品は山とあるのだ。 

「腐敗臭のするキハダマグロがトリミングされ、刺身として小売店に流通していたり、パックに消費期限の表示のない冷凍マグロが、何年も冷凍庫に眠った後に出荷されています。

不正や偽装は日常茶飯事。しかもココイチ廃棄カツのような”訳アリ品ルート”ではなく、すべて”正規ルート”で市場に出回っているのです。」

憤りとともに告発するのは、名古屋中央卸売市場の荷受業者で働く現役社員だ。同市場は「中部市場の台所」とも呼ばれる、中部経済圏の食の要である。

「名古屋や大阪の市場は、出荷業者の間では東京の築地市場よりも下に見られていて、もともと安くて等級の低い品が集まりやすいという土壌もあります。

名古屋ではちりめんじゃこや煮干しなどの乾物は賞味期限があってないようなもの。店頭に並ぶ際には表示していますが、卸問屋に入荷してから出荷するまでに、半年以上寝かせているケースも多々あります。」(同前)

「結局、激安スーパーなどの”訳アリ品”にはウラがあるということ。事件の舞台になった愛知、岐阜にかぎりませんよ。」

そう打ち明けるのは、都内で加工食品を中心に扱う仲卸問屋の経営者だ。

「賞味期限の迫った売れ残りやパッケージに問題があるB級品がでると、仕様書と商品の写真が卸問屋から私たちにメールで送られてきます。付き合いのあるスーパーなどに問い合わせ、需要があれば仕入れ、運送、販売するのが私たちの仕事です。現物のチェック?してませんよ。メーカーへの信頼があるし、賞味期限が明示されていますからね。みのりフーズのようにラベルを張り替えられたらお手上げです」(同前)

 また、横流しは氷山の一角。食品の偽装や不正は業界に浸透している」と指摘するのは『激安食品の落とし穴』(KADOKAWA)の著者で、農産物流通コンサルタントの山本謙治氏だ。

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「298円の弁当、38円の豆腐…最近は正規品でも不自然に安いものが増えています。

バブル崩壊以来、小売店は消費者ニーズに応えて、苛烈な安売り競争をする過程で、『もっと安く』と要望を受け続けた食品メーカーはコストカットに注力せざるを得ませんでした。

その結果、強力な添加物を使った”肉以外のもので水増しした加工肉”や”薄い豆乳を無理やり固めた豆腐”などが大量に登場してきた。安いものには理由があります。
家計の味方と喜んでいる場合ではありません」

 食品表示には、素人にはわからない抜け穴がいくつもある。以下にプロの見方を紹介していこう。

 多くの食品業界関係者が不正の温床だと指摘するのが、スーパーなどで売られている弁当や惣菜だ。

前出の山本氏が解説する。

必見!あぶない「激安食品」はこうして見破れ! その2 に 続く

                            

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