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《食⇔健康をもっと知ろう》

外食産業の内部告発や医療関係の内部告発系の書籍が増えてきました 2

必見!『激安食品が30年後の日本を滅ぼす!』著・河岸宏和氏

その2

近年、外食産業の内部告発や医療関係の内部告発系の書籍が増えてきました。

その中でも、一際目に止まったこちらの本。

『激安食品が30年後の日本を滅ぼす!』

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まさに、私が普段から訴えていることがタイトルになっておりましたので、購入いたしました。

ちなみに、著者である河岸宏和氏は、

先日ご紹介した週刊文春さんの「あぶない「激安食品」はこうして見破れ!」にも登場しております。

今回は、この本の中でも特に私が気になったところをご紹介していきたいと思います。

興味深い内容の数々、ぜひご覧ください。

 千葉県幕張本郷のレストラン"スロフード小杉" の
F.B.pageから転載させていただいています。

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〜激安のスーパーや外食産業は闇が多い〜

 しかしまだ、伝えきれていないことも多くあります。その一つが激安スーパーや外食産業の実情なのです。

 大手スーパーに勤めていたときのことです。

 大きなスーパーの多くには、イートインのコーナーがあり、テェーン店の飲食店がテナントとして入っています。それらの多くは「激安」の価格で、食品をお客さんに提供していました。

 私がスーパーの衛生担当だったとき、これらの飲食店の厨房をチェックするのも、大切な仕事の一つでした。

 厨房をチェックするときには、一応事前に予告をしますが、その情報が厨房で働いているスタッフまで伝わることが少なく、ほとんど抜き打ちで厨房の中を点検していました。大手激安チェーン店の厨房、1店舗だけの激安個人店の厨房など、様々な厨房をチェックしましたが、そこで私は、数多くの問題点を発見し、指摘していきました。

 例えば、個人店の厨房では、スーパーで消費期限が近ずき値引きしている豚肉などを大量に購入し、冷凍して保管しているお店がありました。

激安価格を維持するには、値引きされた豚肉を使う必要があったのでしょう。しかし、消費期限が切れそうな豚肉だと、お客さんに提供するときには、もちろん消費期限は過ぎてしまっています。

 家庭で使用するのであれば自己責任で問題はないのですが、飲食店で使用する場合は、凍結し再利用するまでの食材の安全性は保証できないのです。安全性が証明できたとしても、家庭用冷蔵庫並みの冷凍庫で凍らせた肉は決して美味しくないのです。激安の飲食店が使う冷凍庫は、プロ仕様でないことも少なくありません。

 こうした現場を見たのは、一度や二度ではありません。激安の飲食店では、消費期限について、これほどまでにルールを守らず、偽装を行っているんだと、恐ろしい気持ちになりました。

                            

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