waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

イヤシロチGREENSの真野さんのお話

足が速く、露地に不向きなベビーリーフを栽培する理由

人気がある野菜、果物、例えばモモなどは、どんなに傷みやすく、流通が難しくとも、大手スーパーは大量の流通に対応させますよね。

野菜は本来、形も足の速さもバラバラ。

その対応から外れ、埋もれ、農家しか食べられない、本当に美味しいもの、珍味となってたあるものもたくさんあります。

本来ベビーリーフもそういった農家だけの珍味だったのかも知れません。

スーパーで見かけるベビーリーフはなんだかとても中途半端な存在です。流通に乗りつつも、どうも流通に乗せさせるのが難しいモノ、と言った印象です。

劣化させないようベビーリーフを届ける工夫。これは僕も試行錯誤の連続でした。

 このページはフェイスブックページ "A seed" さん了解のうえ、紹介させていただいています。

ビーリーフは葉をハサミで切り離した瞬間から、すぐに劣化が始まります。

収穫したリーフを直射日光と酸素にできるだけ当てないように気を付けながら、およそ2時間で1キロ収穫。

その2時間、どんな環境をベビーリーフに過ごさせるか、がとても気を使う作業です。

収穫する時間帯も失敗を繰り返しながら理解していきました。

新鮮野菜は、朝採りがセオリーですが、早朝はまだ朝露が付いており、朝露の付いたベビーリーフをそのまま袋詰めすると速攻で劣化します。1日と持ちません。

太陽光線の強過ぎない真昼を避け、朝か昼3時過ぎてから。

冬は、夜すぐに夜露が降り始めます。

もちろん、雨の日の収穫は厳禁。

ですので、いつも天気予報とにらめっこです。

これら収穫の心配は、ハウス栽培になると全て解消されます。

しかし、イヤシロチGREENSは循環する季節にしか味わえない品種と風味、風と太陽を耐え、雨を待ちわびる野菜の生命力から出来たものをお届けしたい、との想いで露地にてベビーリーフ栽培をしています。

土つくりが上手くいけば、ムシは付かないのです。

収穫後は、飲食店の場合、出来るだけ畑と同じような環境をイメージして、袋の中に新聞紙を一枚はさみ、口を軽く開けて発送します。

ビニールの中では酸素による劣化よりも水分が出すぎる事が課題でした。

これ、新聞紙そのものにくるむと、ベビーリーフは乾燥し過ぎてしおれてしまうのです。

そんなベビーリーフが、シェシュシュをはじめとしたこだわりの方々に理解されて来ています。

とてもありがたい事です。

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株式会社イヤシロチGREENSは、愛知県東浦町にある、農を生業とした会社です。

①ほうろく菜種油の原料となる国産菜種栽培

②発酵竹パウダーと、ほうろく油かすを使った無農薬、無化学肥料の家庭菜園、プランター栽培のご提案

③微生物いっぱいの土から出来た野菜栽培

 主にベビーリーフの栽培を、主な取り組みとしています。

真野文宏

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上記の イヤシロチGREENSさんの虹色ベビーリーフは以下で 購入出来ます。 

(到着日前日に収穫するそうです。)
http://iyashirochi-g.shop-pro.jp/?pid=99418162

- a seed 現代自然派調理研究家&プロデューサー  Jeff -
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/jeffrielau

                            

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