菜種油の ほうろく屋 杉崎さんのお話 第7話
すでに お使いの方も多いと思いますが詳細が分かります♪
【 第7話 ほうろく菜種油、各商品説明 】
ほうろく菜種油は、原油に無理なストレスを与えず、自然の力を最大限利用し製造しています。
そのため、菜種の品種や圃場の違いによって色、香り、揚げ物で具材を投入した際の泡立ちも違う。
基本、昔ながらの菜種油は揚げ物時に泡が出る。
現在の薬品抽出のサラダ油などは泡を抑えるために工夫がされている。
この様に自然な製法だから、品質に違いが出るのです。
人間、動物、植物、野菜など、顔や声、形や色味が違って当然。
反対に全てが同じ方が、危険で怖い、ありえない。
と、普通に考えれば、お解りですね。
それは、僕なりに思うと効率良く作り出された物の様な気がします。
では、ほうろく菜種油のラインナップを商品します。
《伝承油》食用油の良し悪しは、焙煎工程で全てが決まる。五感を研ぎ澄まし、最高の状態で機械に投入することにより、搾油後の湯洗い工程を必要としない澄んだ菜種油が出来上がります。
その後135℃程度まで薪火で加熱し、水分を飛ばすと同時に、菜種の香ばしさと腰の強さを引き出して完成します。この伝統製法は、近代の酸化によって捨てる油とは正反対の価値、『捨てない油、使い切る油』を実現させます。
また、古い油に新しい油を継ぎ足すことで、いつまでも酸化しない油として、どんな料理にもお使いいただけます。
ほうろく屋は、りんねしゃと共に一つの菜種原料からクオリティの違う物を作り上げました。
《荒搾り》本当に純粋な油であれば、そもそも加熱工程すら不要ではないのかと。
思案の結果、通常の倍以上の時間をかけ『静置』することで微細のごみを沈殿させ、上澄みのみを取り分けることで、より澄んだ油を加熱工程なしで作る事に成功したのです。
その結果、従来の菜種油の香ばしい香りを抑え、菜種の甘みが生きた菜種油が生まれました。
焼いたり、炒めたり、さらに製菓などの際の加熱において、これまで以上に菜種油の旨味を楽しむ事ができます。
その味わいはナッツの様な香りと甘みになって、素材の力を引き出します。
《生搾り》焙煎温度を最低限まで、抑えることで、完全非加熱油よりも生産効率が良く、さらに、伝統的な薪焙煎と圧搾絞り技術による最高品質の菜種油が作れないか。
試行錯誤の結果、60℃という低温焙煎の圧搾絞りに、静置・沈殿・上澄み取り分け製法で作り上げたのが、菜種の状態が限りなく生に近い生搾り油です。
生でかけて食べる油として最高の状態を楽しむことができます。
ドレッシングにパンに塗ったり、焼き野菜にそのままかけて、素材と油の旨味の両方を存分に楽しむことができます。
多様な料理法をアレンジして楽しむ近代発想と、古来の伝統的製法を繋ぎ合わせることで生まれた、菜種の可能性を最高点まで引き出した油です。
ぜひ、3種類を味わってみて下さいね!
ほうろく屋は 昔ながらの手作業にこだわった圧搾法で菜種油、油かすを製造しております。
二代目ほうろく屋 杉崎 学
https://www.facebook.com/tougeyamamura
純粋菜種焙煎工房 ほうろく屋
https://www.facebook.com/hourokuya/
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次回は、ほうろく屋の取り組み 、株式会社 イヤシロチGREENSです^ ^
- a seed 現代自然派調理研究家&プロデューサー Jeff -
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/jeffrielau
過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。
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