waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

市販の 「のり佃煮」

小さい頃 親戚の家にあった のり佃煮。家には無かったので 滅多に食べなかったけど

まあキャッチーな味だった♪

でも大人になってから 改めて食べたら・・・

何か不自然な味なんです。

そこで原材料をチェックしてみると・・・

海苔 醤油 水あめ 砂糖 

まあ百歩譲って ここまでなら有りだと思います。

でもそこからは・・・

調味料(アミノ酸等) ←グルタミン酸ナトリウム系?

カラメル色素    ←人工着色

増粘多糖類  ←粘りを出し

酸味料  ←何を使っているか分からない

結局 原料が良いものではないので見た目が 緑っぽく水気が多く薄いんでしょうね(^^;

それを補填するためにカラメル色素で着色し

水っぽさを 増粘多糖類で粘りを上げ

薄くなった味を化学調味料等で補填しているんだと思います。

元が薄くて良いという事は その分 沢山作れますから利益も出ますし 表面上は安く売れますから 営利を考えれば当然そうなるんでしょうけれど 悲しい事ですね。

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余計な物を入れないで作っているメーカーもあるはずですし そういうメーカーさんは 大手に対抗するために 結構 ギリギリの価格で販売してたりします。

そう大手に比べ ほとんど儲かってない。

それなのに「美味しいけど・・ちょっと高いから」とか 化学調味料の効いている方が キャッチーな味の為に美味しいと

錯覚されてしまい 本物の方が敬遠されてしまったり・・・実際の経営は苦しい所も多いようです。

そうなると真面目な本物を追求するメーカーさんが消えて行ってしまい 儲けが主目的の大手メーカーだけ残ってしまい

結果的に本物を食べたくても 終には どこも作っていないっという事になりかねません。

そうならない為にも そういう頑張っているメーカーさんを積極的に 選んで行きたいですね。

もちろんのり佃煮なら 簡単ですから ご自身で作るという手段もありますが のり佃煮に限らず どんな商品でも 手作りしてみてその上で良いメーカー品を選ぶという流れが良いでしょう。

いきなり市販品だけで味を考えてしまうと 実は本物とは程遠かったということがよく有ります。

  このページはF.B.ページ "A seed" さんの了解をいただき紹介させていただいています。

ウチのお客様の中にも 「◯◯は嫌いだったのに 本物は食べられたし美味しかった!!」っというお客様がとても多いのです。

そんなところから・・・

1 まずは自作してみる。

2 手間が掛かるようなら 市販品を検討してみる。

3 味見して納得の行く商品を買う。

この三要素を常に意識しておくと自然に変な まがい物は手にしなくなります(^_^)

いつも言いますが お買い物は そのメーカーを応援する「投票」なのです。

粗悪なものばかりを買っていたら 粗悪なものを作る会社が認められた事になり 真面目な会社が消えていってしまうのです。

- a seed 現代自然派調理研究家&プロデューサー  Jeff -
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/jeffrielau

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