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《食⇔健康をもっと知ろう》

相変わらず曖昧な特定保健用食品(トクホ)

「適正製造規範」(GMP)を日本でも義務づけるべきだ!!!

相変わらず曖昧な特定保健用食品(トクホ)!!!

日本では安全性や品質の確保は事業者任せで、いったんトクホが許可されると再審査されることはない。

国のお墨付きで一定の有効性が保証されている特定保健用食品(トクホ)の許可が取り消される出来事が今年9月、起きた。

1991年にトクホの制度が始まって以来初めてだ。

米国では当たり前の「適正製造規範」(GMP)を日本でも義務づけるべきだとの声が高まっている。

毎日新聞  毎日新聞2016年12月28日 東京朝刊より   抜粋

●生産工程チェック

 GMP(グッド・マニュファクチャリング・プラクティス)は「適正製造規範」と訳される。

原材料の受け入れから製造・出荷までの生産工程の重要ポイントで、成分の同一性や病原菌のチェックをして、安全性と一定の品質を保つ管理基準だ。

日本では安全性や品質の確保は事業者任せで、いったんトクホが許可されると再審査されることはない。

これに対し、武田さんによると、米国では米食品医薬品局(FDA)の査察官が定期的にサプリメント製造工場を訪れ、ロットごとに製品の同一性などを製造記録を見てチェックするという。

こうしたことから武田さんは、「日本にも米国並みのGMPを守らせる制度ができていれば、表示と成分の食い違いが2年間も放置されることはありえなかった」とGMPの議論が必要と指摘する。

●2団体が独自認証

ただし、日本にも自主的なGMP認証制度は存在する。公益財団法人「日本健康・栄養食品協会」と一般社団法人「日本健康食品規格協会」の2団体が、事業者の申請を受けて審査し、健康食品にGMPマークを付与している。

厚生労働省は「商品を選ぶときに大切な目安のひとつになる」と消費者にマークの有無を確認するよう訴え、業者にもGMPの取得を呼びかけている。

しかし、あくまで任意の制度のため、GMPマークの普及は全体の数%にも満たない。

一方、トクホの取り消し事件を受け、消費者庁は市場に流通しているトクホの366商品の機能成分が表示通りかを調べ、11月下旬に結果を公表した。

違反はなかった。さらに来年からは機能成分の分析結果を年に1回、国に報告させる方針も決めた。

●「機能性」も課題に

最近は健康食品が市場にあふれ、どう選べばよいか消費者の判断も難しくなっている。

一定の健康効果が事業者の責任で表示できる「機能性表示食品」の数は昨年4月のスタートから、すでに500品目を超えた。

しかし、GMPマークの製品はほとんどない。機能性表示食品の中にはミカンといった生鮮品もあるため、対象をどこまで広げるかは難しいが、GMPは大きな課題となりそうだ。

こうした状況に対し、阿南久・元消費者庁長官は「日本のトクホ、機能性表示食品の双方に米国並みのGMPの順守を法律で義務づけるべきだ。

さらに、機能性表示食品に関しても、申請時の製品成分がその後も同一かどうかを国がチェックできるよう、事業者が成分記録を定期的に報告すべきだ」と提言している。

・・・・・・・・以上   毎日新聞より

厚生労働省様の天下り組織である日本健康・栄養食品協会様に上納金をお渡しいて、あのドル箱マークの許可を得る・・・・・  これが、利権構造だ!

花王ヘルシアコーヒーの有効成分 日本ではトクホ、アメリカでは虚偽広告で告訴
       ↓       ↓               
http://www.mynewsjapan.com/reports/2031

調べると一番の人気 特定保健用食品(トクホ)の商品は、

◉一位  ヘルシア 五穀めぐみ茶   らしい!!!

これの原材料・・・・茶抽出物(茶カテキン)、発芽玄米、大麦、麦芽エキス、とうもろこし、はと麦、大豆、ルイボス、環状オリゴ糖、ビタミンC、香料  

本品はメーカー製造中止のため、在庫限りで販売終了   これのどこがいいの!! 

無農薬の日本茶で十分と感じるが・・・  私は、お店のお茶を飲んでます。

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◉二位    

賢者の食卓ダブルサポート 6g×30包×3個パック

原材料名・栄養成分等

●名称:食物繊維加工食品

●原材料:難消化性デキストリン

●成分分析表/1包(6g)当たり:エネルギー 7kcal、たんぱく質 0g、脂質 0g、糖質 0.1-0.8g、食物繊維 5g、ナトリウム 0mg、関与成分/難消化性デキストリン(食物繊維として) 5g

難消化性デキストリンこれが曲者

千葉県幕張本郷のレストラン"スロフード小杉" さんの
了解をいただき、F.B.pageから紹介しています。

難消化性デキストリンにより、その健康効果をうたった商品がトクホ(特定保健用食品)として次々に発売されヒット商品となっています。

そして難消化性デキストリンは字のごとく、食べても体内で消化・吸収されにくいデキストリン食物繊維の一つ。

怖いのは・・・難消化性デキストリンの原料はとうもろこしです。

そして案の定 ・・・ アメリカからの輸入のとうもろこし

アメリカのとうもろこしの生産高の90%以上が遺伝子組み換え

トクホ=遺伝子組み換え・・・どういうこと!!!

食物繊維が、必要であれば・・・キクラゲ、干しヒジキ、干しシイタケ、インゲン豆、乾燥ものの切り干し大根、きな粉 などを食べておけば良い。

今年も、食にこだわります。

ありがとうございます。

                  

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