ブロッコリー がん やうつ病にも効果あり?
ブロッコリーには がん予防効果があるのではないか?と期待されている成分がありましたが
さらに「うつ病の予防や再発防止」にも効果が期待できることが最近分かってきました。
その成分はフィトケミカル(抗酸化物質)の一種
「スルフォラファン」
でも「スルフォラファン」はブロッコリーの中では不完全な形で含まれているために よく噛むなどして その他の成分「ミロシナーゼ」という酵素と合わせる必要が有るのです。
また その「ミロシナーゼ酵素」が調理中の熱などで破壊されると当然スルフォラファンは作られないのです。
ポイントは2つ「スルフォラファン」と「ミロシナーゼ酵素」
調理について
ブロッコリーを「生」で食べられれば一番良いのですが さすがにそういうワケにはいきません。(海外では有)
実際に どういう調理法が良いかという研究をした機関があり
その研究結果を読むと・・・
3種類の方法で調理したブロッコリーを比較
・沸騰したお湯で1分間程度の加熱
・電子レンジで1分間程度の加熱
・蒸し器で 5分間以内の加熱
__________
その結果 「蒸し」調理が最も優れていることが分かったそうです。
沸騰したお湯や電子レンジでは 急激に中心部まで加熱する為ミロシナーゼ酵素の大部分が破壊されていたそうです。
酵素は熱に弱いのです。
____________
ただ しっかり加熱してしまったブロッコリーでも、他の ミロシナーゼ酵素を含む野菜と一緒に食べることによって再度 活性化できるそうです。
その他 スルフォラファンを含む食品
その他 様々な実験結果から 解毒作用 抗酸化作用 肝機能補助 新陳代謝向上 ピロリ菌の減菌 紫外線ダメージ軽減に効果が期待されています。
あと栄養素には揮発性の物もありますので出来るだけ調理したら早めに召し上がる事をお勧め致します。
また今回は 茹でたり 電子レンジを使ったり 蒸したりしましたが
基本的には 蒸すのが一番美味しく栄養を壊し難い食べ方のようです。
ニンジンや その他の野菜も 硬いものは 蒸してから召し上がってみて下さい。
千切りにして炒めるよりも 栄養が壊れ難いはずです。
- a seed 現代自然派調理研究家&プロデューサー Jeff -
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/jeffrielau
-------------------------------------------------
過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。
彦根市の漆芸家、坂根龍我さんの作品などは waca-jhi's diary
waca-jhiのblogの一望は wab's blog