waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

砂糖はどれも同じ

基本的に料理等には 砂糖 使わないのが理想です。

出来るだけ素材の持っている甘味を生かしましょう。

簡単に市販の砂糖の種類を見てみましょう。

まず精製前の原料を 粗糖(そとう)と言います 

そして精製して最初に採れるのがグラニュー糖 次が白砂糖 そして三温糖です。

その都度 煮詰め 三回程度 煮詰めるから「三・温・糖」と言います。

ある意味 三温糖の色は白砂糖が焦げた色なんです。

三温糖を白くしたのが白砂糖」ではなく「白砂糖をとった残りの糖液からできるのが三温糖」であり、基本的な製法は同じなのです。(近年は白砂糖にカラメル色素等で着色している三温糖が多い)

時々「どういうお砂糖なら安心ですか?」っと質問される方もいらっしゃいます。

しかし 絶対 安心安全という糖は有りません。

甘い時点で どのお砂糖を選んでもリスクはあまり変わりません。

白砂糖よりも黒糖の方がミネラルが微妙に多いですが大量に食べたらどちらにしても同じ事。

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※どちらにしてもミネラルやビタミンは 砂糖からはほとんど摂れません。
ビタミンやミネラルの一日の栄養所要量を砂糖から摂ろうとしたら その前に糖尿病になってしまいます[図表参照]。

ミネラルやビタミンに こだわるなら 砂糖にこだわるよりも その他の食材に こだわった方が良いのです。

また現代では 炭水化物等で糖分は十分足りているので一切食べる必要は無いっと言われています。

自分自身普段からホトンド砂糖類は摂取しませんし それでなんら不都合や倦怠感等は感じません。

逆に 砂糖を摂り過ぎると 肩凝りや眼精疲労 だるい貧血や便秘・腰痛 生理痛の原因になる とも言われていますし 

糖反射と言って空腹時に甘いものを食べると胃の動きが阻害され 食欲不振にも繋がりやすいとも言われています。

  このページはF.B.ページ "A seed" さんの了解をいただき紹介させていただいています。

 難しいのは調味料や加工食品に含まれている砂糖類です。

入っている方が売れるので ついついが多くなりがちな市販品は 買う時に裏を見て 原材料に砂糖類を使ってないか確認して下さい。

本来不要な物にまで使用されている事が多いです。

ドレッシングや焼肉のタレ ソース類等は予想以上に使用されているものです。

あと海外から輸入している「てん菜糖」の一部で遺伝子組み換えの「てん菜」を使っている物があります。

気になさる方は避けて下さい。

遺伝子組み換えでない」の表示が無い物は「遺伝子組み換え」である可能性が高いです。

現代日本では 原料の9割を輸入に頼っている砂糖。

改めてお砂糖の扱い方を 考え直してみてはいかがでしょうか?

- a seed 現代自然派調理研究家&プロデューサー  Jeff -
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/jeffrielau

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