waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

かき氷シロップを考える

かき氷シロップってドギツイ色ですよね。

あの色は あんまり良く無さそうなのは容易に想像出来ますが その他にもいろいろ調べてみました♪

まず以下は日本で売られている代表的なシロップの原材料です。
当然ですが 原材料表示は 多い順です。

1 いちご
果糖ブドウ糖液糖、はちみつ、食塩、甘味料(サッカリンNa、ステビア、甘草)、酸味料、保存料(安息香酸Na)、リン酸塩(Na)、香料、着色料(赤2)

2 メロン
果糖ブドウ糖液糖、はちみつ、食塩、甘味料(サッカリンNa、ステビア、甘草)、酸味料、保存料(安息香酸Na)、リン酸塩(Na)、香料、着色料(黄4、青1)

3 レモン
果糖ブドウ糖液糖、はちみつ、食塩、甘味料(サッカリンNa、ステビア、甘草)、酸味料、保存料(安息香酸Na)、リン酸塩(Na)、香料、着色料(黄4)

4 抹茶
果糖ブドウ糖液糖、はちみつ、食塩、抹茶、甘味料(サッカリンNa、ステビア、甘草)、酸味料、保存料(安息香酸Na)、リン酸塩(Na)、香料、着色料(赤2、黄4、黄5、青1)

5 アセロラ
ブドウ糖果糖液糖、はちみつ、食塩、酸味料、ビタミンC、保存料(安息香酸Na)、香料、着色料(赤40)

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上記で使用されている着色料は 

すべて俗に言う「 合成着色料 」であり「 タール色素 」です。

EUでは、2010年7月20日から

特に危険と思われる 合成着色料の
 黄色4号 5号  赤色102号 40号に関して
「合成着色料は、多動症になる可能性があります」 という警告表示を 義務付けました。

出展元
http://tna.europarchive.org/20130513091226/http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2010/jul/eucolourswarn

 しかし上記を見る限り日本では普通に使用されています。

ちなみに赤色40号は米国が開発したタール色素 日本でも91年まで使用禁止だったが その後認可された。

赤色102号は カナダ、ベルギー、アメリカなどで食品への使用が禁止。

詳しく知りたい方は 以下URL参照下さい。

タール色素 Wikipediaより
http://ja.wikipedia.org/wiki/タール色素

  このページはF.B.ページ "A seed" さんの了解をいただき紹介させていただいています。

また目に付くのは 「 安息香酸Na 」ですが 
こういう時には 一切 書かない&表示しませんが

これは 「 合成保存料 」 です。

日本国内では 安息香酸ナトリウムは「キャビア、マーガリン、清涼飲料水、シロップ及び醤油、菓子製造に用いる果実ペースト及び果汁」 のみ に使用できるもの。

その他の物には使用は認められていない。

厚生労働省 添加物使用基準リスト 1より
http://www.ffcr.or.jp/zaidan/MHWinfo.nsf/0/980837ba5d9b0d28492575d6000785e6

 

また成分の大半を占めいている「 果糖ブドウ糖液糖 」とは、

果糖が 50%以上含まれている液状の糖で、大半はトウモロコシから作られるデンプンを原料とした異性化糖です。

コストの関係上 遺伝子組み換えトウモロコシが原料と思われます。

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余談ですが これらのシロップの違いをいろいろ研究した所
違いは 色と香料が大きく その他の要素はほとんど関係ないそうです。

特に色が与える影響はとても大きく かき氷に関しては 最悪香料無しでも 見た目で味が ほぼ決まるそうです。

- a seed 現代自然派調理研究家&プロデューサー  Jeff -
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。

https://www.facebook.com/aseed.jp

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 過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。

「17 食⇔ #健康 をもっと知ろう」

かき氷シロップを考える Pinterest

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