waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

遺伝子組み換え食品は抗生物質耐性遺伝子の危険性も

遺伝子組み換えについて、このような見解があります。

 

ハッキリ言える事は 遺伝子組み換えは出来たばかりの技術で 確固とした安全性は まだ誰にも分からないという事。

 安全を謳うなら動物を使った検査も もっと丁寧にやるべきです。

 また 世界の食糧をつかさどるのが 一部の営利企業だけになってしまって良いのでしょうか?

 今 だからこそ しっかり考えたい問題ですね。

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 【抗生物質耐性遺伝子の危険性】

 

 遺伝子組み換え食品の危険性はいくつかあります。

 その一つは洗っても落ちることのない殺虫成分、二つ目は残留する除草剤、三つ目は遺伝子の再編成によるアレルギー物質の増加、そして四つ目は抗生物質耐性遺伝子です。

 

  このページはF.B.ページ "A seed" さんの了解をいただき
2014-3-4に紹介させていただいた記事の再掲です。

 

この四つ目のリスクはあまり語られる事がありません。しかし、実はこの抗生物質耐性遺伝子による健康への深刻な悪影響が、遺伝子組み換え食品を極悪な食品へと変えるひとつの大きな理由なのです。

 

 遺伝子組み換えが成功する確率は低く、語弊を覚悟で言えば「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」方式です。組み込みに成功した細胞を見つけ出すために、実は「抗生物質耐性遺伝子」を同時に組み込んでいます。理由は簡単です。組み込みを行った後に、抗生物質の液に浸せば、成功した細胞を見つけ出す事ができるからです。

 

この抗生物質耐性遺伝子が消化器官の細胞に転移し、抗生物質が効かなくなることを憂慮し、オーストリアハンガリー、イタリア、ルクセンブルグギリシャの政府が「予防原則」にのっとり、栽培禁止を決定しました。そして今年、ポーランドもその栽培を禁止しました。

 

バイオテクノロジー企業は、当然「そうした問題は起きない」と断言します。しかし、マイケル・アントニウス博士は反論します。「体内に抗生物質耐性遺伝子を取り込んだ人が病気になっても治療用の抗生物質が効かなくなるかもしれない。」

 

しかも、WHO、米国医師会、英国上院議員会、英国王立協会でさえ、「遺伝子組み換え食品に抗生物質耐性遺伝子を使用しないこと」を要請し、遺伝子組み換え食品を承認し続けてきたFDA(米国食品医薬品局)でさえ、「抗生物質耐性遺伝子は死亡率を高め、治療を長引かせる」と警告します。

 

 既に、英国では抗生物質耐性菌の影響で、年間3500人以上が死亡していると言います。もしあなたが少しでも健康でありたいと思うならば、可能な範囲で、遺伝子組み換え食品の摂取を避けることをお勧めします。100%である必要はありません。「できるだけ」で十分です。

 

 参考: アンディ・リーズ著(白井和宏訳)「遺伝子組み換え食品の真実」

http://goo.gl/EFwrG

 

写真:

グリーンピースの新ドキュメ ンタリー「グローイング・ダウト」

http://goo.gl/o7pHp

- a seed 現代自然派調理研究家&プロデューサー  Jeff -
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/aseed.jp

                  

過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。

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