waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

長いストレス状態は病気のもと

人間 ずっとストレスを感じていると なかなか元気な方向にスイッチが入らないのは理由があった!
 
 人にはストレスを受けた時 ストレスと戦うために「コルチゾール」というホルモン物質を体内で生成します。
 
しかし あまりストレスの多い状態が続くと 逆に、やる気や喜びの素になる「ドーパミン」や 心の安定などの素になる「セロトニン」が 上手く分泌されなくなってしまうそうです。
 
 コルチゾール自体は生体内で作り出される物ですが あまり過剰に長期的に分泌されると 脳の海馬を萎縮させるらしいという事が近年のMRI検査などで確認されています。
 
当然ですがあまりストレスにさらされるような状態が続くのはよく有りません。

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海馬はPTSDの方やうつ病の方だと萎縮している事が多いそうですし コルチゾールの値が高い人は冠動脈疾患、脳卒中、末梢動脈疾患、糖尿病などに掛かる率も高まるそうです。
 
ストレスを健全に解消する方法としては 人それぞれ違うとは思いますが 基本的に運動や趣味等の気分転換が大事。
 
あまり負担にならない範囲で軽い運動をしたり・・・ 
そして「あれをやるべき これをやるべき」みたいな考えは避けた方が良いそうです。
 
あと良質な睡眠を取るのも大事ですし 笑ったり泣いたりも有り。
音楽を聴いたり お風呂に入ったり いろいろあると思います。

 

  このページはF.B.ページ "A seed" さんの了解をいただき
2014-3-7に紹介させていただいた記事の再掲です。

 

食べ物で解消もありですが その場合 糖分や脂分に偏るとかえって状況を悪化させる事があるのでご注意下さい。
(ジャンクフード中毒)
 
 
 また近年は 髪の毛からコルチゾールの過去の値を検査する方法が出てきていますので 将来は 数本の髪の毛で 普段どのくらいストレスにさらされているか気軽にチェック出来るようになるかもしれません。
 
逆に言えば 髪の毛の健康状態は 自分のストレス状態を表しているのかもしれませんね。
 
あなたの髪の毛は健康ですか?
 ______________
 
 
元々原始時代等 身に危険が迫った時に副腎から放出されるホルモン。「ここ一番!」っという時に凄いパワーが出せるようになる。(動物はいつも全開で体力を使っていたら すぐにボロボロになってしまいますので自動的に普段は抑えているのです)
 
ただ この数値が普段から高いと 様々な病気の原因になりやすいと考えられている。

 

- a seed 現代自然派調理研究家&プロデューサー  Jeff -
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/aseed.jp

                  

過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。

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