waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

入浴剤は入れるべきか?

寒くなると、よく売れる入浴剤、様々な効能が書かれていますが、本当に身体に良いのでしょうか?

ドラッグストアなどで、良く売られている一般的な入浴剤ですが、効能を見ると、疲労回復、冷え症、肩凝り、腰痛、神経痛、リウマチ、痔、荒れ症、あせも、湿疹、にきび、しもやけ、あかぎれ、うちみ、などたくさん書かれています。


そして、成分表示を見ると、たくさんいろんな物が入ってます。

 

この記事はFBページ難病克服支援センターさんの了解のもと、
2015-03-10に投稿した記事を再掲しています。

 

その中で、有効成分だと思われるのが、乾燥硫酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムぐらいで、炭酸水素ナトリウムとは料理やお掃除に使う重層の事です。

これらの商品は、厚生労働省が定めた「浴用剤製造(輸入)承認基準」に基づいて、承認されるそうです。

しかし、その基準というのが、塩化ナトリウム(食塩)や炭酸水素ナトリウム(重曹)、

乾燥硫酸ナトリウムなど14種類の成分のうち1つでも70%以上配合していれば、

上記の効能を全て効能または効果として表示できるとのことです。

という事は、極端な話、塩が70%以上入っていれば、これらの効能を全て表示できるという、なんともいい加減な基準なのです。

しかもこれが、薬用とうたえる入浴剤の基準だということです。

メーカー側もこの基準に従って製造し、効能表示しているだけで、効能について、なんら確かめた訳ではありません。

もし、これらの効能があるとすれば、入浴剤の効能というより、ゆっくりと湯船に浸かる効能という方が正しいかと思います。

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なら、入れる方が良いのか、入れなくても良いのか、という事になります。

色鮮やかな入浴剤には発がん性のタール系色素が使われていることが多いです。

確かに湯船に入れると綺麗ですが、発がん性や皮膚障害を起こす心配があるたいへん危険な化学物質です。

また、香料などもよく使われていますが、これも同じです。

それ以外に含まれる化学物質は、乳化剤としてBG、防腐剤としてエタノールなどが含まれている可能性があります。

入れなくても良いというより、入れない方が良いと思います。

入れるなら、天然成分で作られた商品を選ぶべきだと思います。

お勧めは、柑橘系の果物の皮を綺麗によく洗い、3~7日くらい乾燥させてから小さなネットに入れて湯船に浮かべます。

そうする事で、塩素除去にもなり、安心して自然の香りを楽しめますよ。

 

 ご息女が五歳の時に筋ジストロフィーと診断され五年後には寝たきりになるとの宣告を受け、一時は悪化していたものが「小さな光を追いかけ続けた結果約四年で血液検査も正常に戻り、自力で立て、走れ、自転車に乗れるまで回復・・」との体験をもとに、難病克服支援センターを運営していらっしゃいます。

                  

過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。

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