waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

高血圧と塩分量

高血圧を予防する食塩摂取量は1日当たり10g未満、高血圧の方は6g未満にするべきとされています。

しかし、この塩分制限は現実的にかなり厳しい量です。

実際に1日の食塩量を6g未満の食事にしようと思うと、かなり薄味で、食事の楽しみが薄れてしまいます。

現在のところ、日本人の塩分摂取量は、平均で1日11~12gくらいなので、このガイドラインを守ろうとすると、高血圧の人は塩分量を約半分にしないといけないのです。

そこで、食塩量を厳しくするんではなく、「塩」そのものの種類を見直せばいいんです。

一般によく使われている食卓塩は実は塩化ナトリウムが99%以上の精製塩です。

この塩には、私たちの体に必要なミネラルがナトリウム以外ほとんど入っていません。

これに対し、海水などを原料にそのまま水を飛ばしただけの未精製の塩では、ナトリウム以外に数多くのミネラルが含まれています。

その中でも、カリウムマグネシウムは、血圧を安定させるには欠かせないミネラルです。

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この記事はFBページ難病克服支援センターさんの了解のもと、
2015-02-14に投稿した記事を再掲しています。

 

カリウムは、過剰なナトリウムの排泄を促す効果があり、マグネシウムにはカルシウムの細胞内への取り込みを防ぐ効果があり、共に血圧を下げる効果が期待されています。

ですから食塩選びをするときには、未精製の塩でもカリウムマグネシウムを豊富に含むものを選べば、あまり量を気にすることなく食事が楽しめます。

塩選びだけでなく、醤油や味噌などの塩分を多く含む調味料は原料ができるだけ未精製の塩を使っているものを選ぶのがいいと思います。

食事は毎日の事ですし、食べるということは生きる楽しみの一つです。

身体の為にと我慢し、楽しめないのはストレスが溜まります。

ストレスは身体に非常に悪いんです。

無理なく楽しみながら行うことが一番身体には効果があるんです。

ただし、心臓疾患や肝臓疾患などでカリウムの摂取制限がある方は、気を付けてくださいね。

 

 ご息女が五歳の時に筋ジストロフィーと診断され五年後には寝たきりになるとの宣告を受け、一時は悪化していたものが「小さな光を追いかけ続けた結果約四年で血液検査も正常に戻り、自力で立て、走れ、自転車に乗れるまで回復・・」との体験をもとに、難病克服支援センターを運営していらっしゃいます。

                  

過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。

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