waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

添加物だらけ!大腸内視鏡検査食

検査前の消化の良い食べ物らしいですが、、

私のとある知人が、血便が出るとのことで、大腸の内視鏡の検査を受けることになりました。

軽い場合でイボ痔などで、最悪の場合は大腸ガンなどの危険性もあるらしいので、

これは無視できないと、今回内視鏡検査を受けることにしたそうです。

この大腸内視鏡検査。経験のある方はご存知かもしれませんが、

検査の前日に、消化に良いとされる「大腸内視鏡検査食」なるものを食べてから、検査に臨みます。

ちなみに、この一箱で1000円以上するそうです。。

私には経験がなく、

この一箱1000円以上する検査食に興味があったので、空箱を譲ってもらいました。

こちらは、いわゆるレトルト食品のようなもののようです。

昼食セットと夕食セットの2食分が入っており、昼食は野菜のクリーム煮とクラッカー。

夕食は鶏雑炊と大根のそぼろ煮。

作り方は、いわゆるレトルト。

基本温めれば完成です。

その人の感想や、インターネットなどで投稿している方の感想は、とにかく味の薄い、病院食のような感じだとか。

不味すぎて食べられなかった、なんて声もありました。

ここで気になるのが、原材料。

少し見にくくなりますが、書き写したいと思います。

原材料名
昼食用:野菜のクリーム煮
 野菜(白菜、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ)、乳等を主要原料とする食品、鶏肉、小麦粉、マーガリン、砂糖、チキンエキス、食塩、全粉乳、チキンコンソメ、たん白加水分解物、香辛料、調味料(アミノ酸等)、酸味料、香料、カラメル色素、カロチン色素、(原材料の一部に乳成分、小麦、大豆、ゼラチンを含む)

   :クラッカー
 小麦粉、植物油脂、ラード、砂糖、ぶどう糖果糖液糖、食塩、モルトエキス、膨張剤、(原材料の一部に乳成分、小麦、大豆、豚肉を含む)

夕食用:大根のそぼろ煮
 大根、鶏肉、しょうゆ、砂糖、かつおぶしエキス、植物油脂、でん粉、香辛料、増粘剤(加工デンプン)、調味料(アミノ酸等)、(原材料の一部に乳成分、小麦、大豆、ゼラチンを含む)

   :鶏雑炊
 鶏肉、野菜(白菜、にんじん)米(国産)、しょうゆ。難消化デキストリン、チキンエキス、かつおぶしエキス、こんぶエキス、たん白加水分解物、増粘剤(加工デンプン)、調味料(アミノ酸等)、原材料の一部に乳成分、小麦、大豆、豚肉を含む)

少々長くなりましたが、こちらがこの大腸内視鏡検査食検材料欄です。

驚きというか、当たり前というか、、

見ての通り、添加物のオンパレード!!

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また、お米のところには申し訳程度に(国産)と記載があります。

これを裏返せば、お米以外の野菜などはおそらく中国産でしょう。

それと、鶏雑炊に使われている「難消化性デキストリン

まずデキストリンとは、でんぷんの分解物(炭水化物)の総称です。

とうもろこし等から生成されます。

難消化性デキストリンは字のごとく、食べても体内で消化・吸収されにくいデキストリンで食物繊維の一つ。

 

千葉県幕張本郷で営業されていましたレストラン"スロフード小杉" さんの
了解をいただき2015-12-04にF.B.pageから紹介した記事の再掲です。

 

日本の厚生省にあたる、アメリカのFDAアメリカ食品医薬品局)も難消化性デキストリンの安全性を認め、

一日の許容摂取(ADI)も定めていません。 

難消化性デキストリンの効果、効能を見ると、とても優れた機能があることは間違いありません。

というより、食物繊維全体に見られる効果・効能となり、以下のようなものがあります。

・食後の血糖値の上昇を穏やかにする

中性脂肪の上昇を抑制する

・内臓脂肪の減少

・整腸作用

これらの効能に聞き覚えがあるかもしれません。

というのも、難消化性デキストリンはトクホ(特定保健用食品)に認定され、

あらゆるトクホ商品に添加されています。

しかもこの難消化性デキストリン、機能面はほぼ文句ナシ。

食物繊維は消化・吸収されずそのまま排便されるため、難消化性デキストリンを大量に摂取するとお腹がゆるくなります。

適度にとれば便通が解消され、摂りすぎるとお腹下します。

機能面で副作用があるとしたらこれくらい。

では、全く隙のない、本物のトクホなのか?

それが、そうもいきません。問題は、その原材料です。

お気づきの方もいるかと思いますが、先に述べた通り、その原材料はとうもろこし。これの主な輸入先はアメリカ。

アメリカから輸入しているとうもろこしのほとんどが遺伝子組換え。

ここでもやはり、遺伝子組換え作物が顔を出してきます。
(遺伝子組換え作物・食品については、先日の投稿に詳しく掲載しております。)

この他にも、香辛料やたん白加水分解物、加工デンプンにアミノ酸など、

添加物などがたくさん、、、

これが、消化に良い検査食の正体です。

こういうのを見ていると、病院に行くとかえって具合が悪くなるのでは、、と思ってしまいます。

「食」とは、人 を 良 くすると書きます。

昔の人は、食で体調を管理し、病気などと戦っていました。

今の西洋医学で主流になっている薬。

これは、症状を抑えるものであって、病気そのものを治すというものは少ないように感じます。

食事で、病気になりにくい、病気になってもすぐ治る。

そんな身体作りをしましょう。

今回は、大腸内視鏡検査食が添加物だらけ!ということで、投稿しました。

ちなみに、検査を受けた方の結果は、なんともなかったそうです。

それを聞いて、私も一安心いたしました。

ありがとうございます。

                   

過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。

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彦根市の漆作家 坂根龍我さんの作品を主に  waca-jhi's diary 

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