とりあえず生ビール!あれ?なんか味が、、、
とりあえず生ビール!あれ?なんか味が、、、
なんて経験、ありませんか?
いつも他の店でもお家でも飲んでいる銘柄のビールなのに、
なんだか雑味が、、、匂いが、、、
こんな経験、したことある人もいるのでは?
これ、原因は、生ビールサーバーとグラスの管理の問題なんです。
小杉さんのFBpageから転載させていただいています。
通常、生ビールサーバーは、使い終わったその日に、
チューブに水を通して洗浄します。
そして、口が取れるようになっているので、こちらも週に一度は洗浄しておきたいポイントです。
これをしっかりとやっていないお店で生ビールを飲むと、
味も香りも悪い、生ビールが出てきます。
生ビールの酵母などが、チューブの中や口の部品にどんどん詰まってきてしまう為です。
画像は参考で、サーバーの洗浄を怠っていると、、、
という画像です。もしかしたら、あなたがお店で飲んでいるその生ビールも。。。
当店では、毎日の水通し、週に一回のスポンジ通し。
半年に一回のビール回路交換と、
当たり前ではありますが、徹底した衛生管理を行っております。
スポンジ通しとは、通常の水通しに加え、チューブに小さなスポンジを通し汚れを取り、さらに口の部品も取り外し分解。
洗浄後薄いハイター液で除菌する掃除です。
これをした次の日のビールは、その前と比べると、
少しではありますが、やはりうまいです!
本日、ビールサーバーの業者さんがお見えになり、そのビール回路の交換をしていきました。
その際「しっかりと清掃、管理できていますね。とても綺麗です。」
といったコメントをいただきました。
また、そのお店で扱っているビールの麦芽率によっても、汚れる度合いは変わってくるそうで、
当店で扱っている琥珀ヱビスや、プレミアムモルツなどは麦芽100%なので、気をつけないとすぐに汚れてしまうそうです。
ちなみに、日本国内では、麦芽率が68%以上のものが、生ビールとされています。
了解をいただき2015-07-11にF.B.pageから紹介した記事の再掲です。
ヱビスやプレミアムモルツは麦芽率100%ですので問題ありませんが、
キリンやアサヒの生はその他に屑米、トウモロコシ、コーンスターチなどが入っているんです。
ビールの本場ドイツではビール純粋令というのがあるので、麦芽とホップのみのものをビールとしています。
これに日本の大手ビールを当てはめると
先に挙げたヱビス、プレミアムモルツ、それとモルツ以外は、ビールと呼べないものに。。。
まじりっけなしのビールって、意外と少ないんですね。。。
ちなみに、ヱビスではHPでドイツのビール純粋令を遵守しているとしています。
当店を担当していただいているビールサーバーの業者さんの話に戻しますと、こういった定期的なビール回路交換の他に、
お客様からビールが不味い!
とお店にクレームが入ってから「助けて!」と連絡がきて、交換に行く、というケースが多いそうです。
そういったお店のサーバーは、例外なく汚れているそうです。
私も、一度付き合いで訪れたお店で、あまりにも不味いビールが出てきたので、
思わず怒りそうになりました。。。
その場は堪えて、後日業者に連絡して、清掃するようにアドバイスしてもらいました。
これからますます、
乾杯のビールがとっても美味しくなる季節です。
どうせ飲むなら、同じビールでも美味しいものを、ちょっとこだわって、大麦麦芽とホップのみのものを、
お楽しみになるのは、いかがでしょうか?
ありがとうございます。
過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。
彦根市の漆作家 坂根龍我さんの作品を主に waca-jhi's diary
waca-jhiのblogの一望は wab's blog