繁盛店を作るコツ
今日は ちょっとブラックですが・・・
一番簡単に多くの人に受け入れられやすい店を作る方法です。
それは「塩味」「甘味」「脂分」「アミノ酸」(化学調味料)を
多用する事。
麺類でこってりしたものなんかはバッチリですし ラーメンや そうめんに天ぷらや 蕎麦に天ぷらもそうですね。
コロッケ等の揚げ物や ネギトロ巻き等 天丼カツ丼等の丼物や 肉じゃがやカレーもそうですし 俗にいうジャンクフードも そうですよね。具体的に上げたらキリが有りませんが 大よそ・・・
炭水化物を使っている=糖質 + 塩気多い +脂であれば あとは一般的にホトンド 化学調味料を使っているので上記条件に合致します。
多くの人が美味しいという物は すべてこれらの組み合わせが多いのです。
人類の歴史を ひも解いてみると、飢餓の歴史が大変長く 類人猿の頃からすると 数万年~数十万年以上に渡ります。
食べ物の心配をしなくなったのは ここ数十年程度
(未だに足りない国や場所もありますが・・・)
人類の歴史の99%は飢餓の歴史と言っても良いでしょう。
長年 上記 4種の要素を摂る事は 自在には出来なかった為 今でもこれらに対しては飢餓のイメージが強く必要以上に摂取してしまったり 過剰になればなるほど喜びを感じるように出来てしまっています。
つまり 人間は 今でも飢餓状態に備えているのです。
その為 人間の一番弱い所をピンポイントで狙えば 当然 お客は中毒になり繁盛店になりやすいという事なのです。
2014-07-24に紹介させていただいた記事の再掲です。
人間には飢餓に対しては 様々な防衛本能があり
基本的に入ってきたエネルギーや栄養は出来るだけ蓄えようとしますし 入って来ない場合は筋肉量を減らしたりして消費カロリーを出来るだけ抑え いつでも長期戦に備えるように出来ています。
また基本的に 血糖値で空腹をコントロール
血糖値が下がれば 即 空腹を感じますが
満腹は 1時間近いタイムラグのあと初めて血糖値が上がり満腹感を得るように出来ています。
これも栄養を蓄えたいが為のシステムですが
過食については ほとんど防衛機能は無く 強いて言えばインスリンを出す事くらい・・・
言い換えれば「人間は基本 太るようにプログラミングされている」と言えるでしょう。
だから 何かを食べる時には・・・
塩分や糖分 脂分 化学調味料が効いていないか?
逆にそれらが無かったらどう感じるのか?を考えると その食品の本当の姿が見えてきます。
ある意味 上記4種が揃っていれば 多くの人が美味しいと思うのは当たり前なのです。
今日のポイント
どれも 食べるな!とは言いませんが
食べる時に考えたいのは・・・
・ 塩分 糖分 脂分 化学調味料は無条件に受け入れやすい物。
・ 人間は基本的に 食べ過ぎてしまう生き物である という事。
この2つは忘れないようにしたいものですね。
- a seed 現代自然派調理研究家&プロデューサー Jeff -
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/aseed.jp
過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。
彦根市の漆芸家、坂根龍我さんの作品などは waca-jhi's diary
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