ぜひ読んでください。!!飲食店には、成分表示の義務は無かった。その1。
FBページにはお店の具体名も書かれていますが
本ブログでは伏字とさせていただきます。
了解をいただき2015-08-08にF.B.pageから紹介した記事の再掲です。
ラーメン屋、R亭さんに調査!その1
今回の投稿は、私が知り合ったラーメン店のとある店長が
きっかけで知った、R亭さんについて。
R亭さんは、1997年が創業で、今すごい勢いで伸びているラーメン店であり、
関西を中心に全国に約220店舗もあります。
今回私がなぜ、興味を持ったのかというと、
その店長さんとの会話で、「こちらは何系のラーメンですか?」と
私が尋ねたところ、返ってきた答えは「醤油系ラーメンです」
私が期待していた答えとしては、鶏ガラ・豚骨・魚介など
どんなダシのラーメンなのか、ということだったのですが、それについては触れられませんでした。
また、その後R亭さんのHPを覗いてみると、さらに驚いたところが。
原材料の成分表示、とされているページに記載されているのは、
本当に最低限の情報のみなのです。
(本文にはR亭のHPのURLが参考として貼られています)
また、鶏ガラは沸かすと白濁して味が劣化するとし、5時間で廃棄とのお話がありました。
詳しく聞くと、少しはパフォーマンス的な数字で実際はどうなのか。。。
ここまで聞くと、R亭さんにとても興味がわきました。
せっかく時間と手間をかけて作った鶏ガラを短時間で廃棄は、なかなか考えにくいからです。
そして興味深いのが、社員の賃金と、のれん分け制度。
まずは、賃金。店長までの道、とし HPで紹介されています。
1.洗い場 ・・・・28万円〜スタート!
2.ホール ・・・・29.5万円〜
3.仕込み ・・・・30万円〜
4.チャーハン&麺場 ・・・・32万円〜
5.教育担当 ・・・・35万円〜 最速で半年でここにくるらしい。
6.店長・副店長 ・・・・50万円〜
最速で、入社一年で抜擢されることもあるそうです。
7.独立!! ・・・・年収1,000万円(?)
まず、飲食業界からしたら、破格の高賃金です。
ただ、残業込みの11時間労働が基本になるそうですが、それにしても高い。
しかもボーナスもしっかり夏冬とある。
(本文にはHPのURLが参考として貼られています)
とある店長も、実際このくらい貰っているとのこと。
また、フランチャイズ方式ではなく、のれん分けが制度として存在しています。
R亭では、店長になると、月給50万円以上が保証されています。
ただ、この仕組みだと店長は年収700万円の枠を突破できません。
そこで考え出されたのが、のれん分けによる「独立」制度です。
ある程度の勤続年数をクリアしたら、店長にその店舗ごと売ってしまい、独立できるという制度です。
入社3年以上、店長職2年以上経験した者で、他に何も問題がなければ独立できる仕組みです。
独立とは、店長をしているお店の営業権、建物、内装、厨房機器、看板、備品など、
一切を会社から買い取り、オーナーとなることです。
独立してどこかに新規にお店を出すのではなく、今まで店長として働いてきたお店そのものを買い取り、独立します。
独立しても看板はそのまま、R亭です。
この仕組みが、やる気のあるクオリティの高い社員の姿勢や
勤務態度にも反映されているとのことです。
事実、そのある店長も30歳くらいで好青年といった感じの頭の良い方で、うちの店にスカウトしたいくらいでした。
こういった制度が背景にあり、ここまで業績の伸ばしているそうです。
ですが正直、私が店長を雇うとなっても、月50万円はほぼ無理です。
どこでそんなに儲けがでるのか、、、?
ラーメン業界では、食品添加物を悪とする考えはほとんどないと私は思っています(あれば、ほとんどが店を畳んでいます)。
R亭さんではどうかわかりませんが、
業務用の濃縮スープを使えば、スープにかかるコストはわずか15円ほどです。
もうかります。
麺は、小麦粉の元おろしの業者さんにきいいたのですが、自社工場で製麺した場合約20円前後のこと。
当店でもラーメンをご提供していますが、
値段は一杯680円〜。もちろんスープから麺まですべて自家製。
儲けはほとんどありません。。
それでも、お酒の席の〆で人気があるので、このラーメンはうちの自慢の一つとなっております。
今回の件を、元製麺の卸しで
今は飲食店のコンサルタントの方に聞くと、やはり不自然な点が多い、とのことでした。
ですが、人から聞いた話や、ネットでの情報では、裏方の事情は伺いきれませんし、噂の域を出ません。
そこで!百聞は一見にしかず。この言葉の通り、
近いうちにR亭さんに食べに行こうと思います。
私自身、食品添加物への耐性の低い化学物質過敏症の気がありますので、願わくば、
R亭さんのラーメンが、良い物であることを願うばかりです。
また私としては、今伸び悩んでいる飲食業界で、優秀な人材が賃金に目が眩み、
という憂いがあります。
この憂いも、直接お店へ食べに行くことで、払拭できればいいのですが。。。
このfacebookをご覧の方は、食に関してよくご存知だと思いますので、まったく問題ないと思います。
また、レポートいたします。
ありがとうございます。
過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。
彦根市の漆作家 坂根龍我さんの作品を主に waca-jhi's diary
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