我々の伝え方
相談者の住んでおられる地域も様々ですが、年齢も様々です。
55歳の私より年上の方もいれば、同世代の方もいます。
そして、赤ちゃんや小さなお子さんをお持ちの若いお母さんからの相談や10代後半の若い子からも増えています。
面談や電話相談時に「なぜ、癌やアレルギー疾患、難病」が増えているのか
「なぜ、食生活が大切なのか」について話すのですが、当然の事ながら相談者の世代によって共感部分や実感が全く違います。
私より年上の方や同じ世代は、同じ時代を生きてきたので、この50年の変化を知っています。
幼い頃から何となく体に悪い食べ物が増えていき、しかし便利で安くて美味しいから止められなっている自分を知っているのです。
自然を知っているので、不自然に違和感を感じて生きてきたのです。
話していても「やっぱり食べ物よねぇ。。。ストレスもあったし相当悪かったわ」って言われる方が多いです。
しかし、若いお母さんや若い子は、お豆腐屋さんが作った豆腐を知りませんし、お味噌やお漬物もパックに入った物しか知りません。
また、キャベツから青虫が出てきたり、枝豆に虫の穴が空いていたり、野菜の大きさや不ぞろいだったり、そういう物をみた経験もないのです。
お豆腐屋さんやお漬物屋さん、八百屋さんやお肉屋さんが店を並べていた市場を知らず、生まれた時にはパック商品が並んでいるスーパーマーケットです。
物心がついた頃から食べていたものが、とうぜん「人間の食べ物」で、それを食べることが「人間らしい食生活」だと認識しています。
食べ物がもっと自然だった頃を知らないので、比較したイメージは湧かないのは当たり前のことです。
1970年頃から市場がなくなっていき、工場生産された食品や食材を並べるスーパーマーケットに変わっていきました。
それに伴い、早く食べないと腐る豆腐や保存食であるお漬物、虫がつく野菜や不揃いの果物がなくなっていきました。
今では豆腐は腐りにくく、保存食であるお漬物には腐らないように保存料が使われています。
また、野菜から虫が出てきたら、今の時代は大変なクレームになりかねません。
そんな変化に伴いカップ麺や冷凍食品、電子レンジが普及していったのです。
コンビニやファストフードなどが生まれたのも同じく今から50年前の1970年頃からです。
そして、この50年の間に起こったことは、癌患者や難病患者、アトピーやアレルギー疾患、グレーゾーンと言われる子ども達の急増です。
病気や体の不調の原因は、食べ物だけではないでしょう。
社会生活や人間関係でのストレスもあるでしょう。
しかし、ストレスだけなら昔の人の方が肉体的にも精神的にも生きる為のストレスは大きかったように思います。
また、私の娘も含めて、多くの相談者が難病を克服していく過程で、食生活を見直したことは確かなことです。
それらを考えると、全てではないとしても食と体、そして心は大きく関係していると強く思います。
難病克服支援センターさんの了解の上、記事を転載しています。
病気や不調になった時に、なぜ食事改善が必要なのか
デトックスや腸内環境改善を行う意味
そういう事をイメージできることが大切で、その為にはこの50年の急変を知ることです。
それを実感しづらい若い世代の人にこそ、今と昔の違いや食生活の大切さを伝えていくべきだと感じます。
違和感や気づきがあるからこそ、不具合が起こった時に見直すことが出来るのです。
当たり前だと思っていることに違和感や気づきは起こりませんからね。
当たり前でなかったことをどのような形で伝えていくかはそれぞれですが
我々は「難病克服」を通じて、伝えていきたいと思います。
心と体のバランスを保ちながら、ストイックになり過ぎない食事改善を継続していくことで難病ですら治る
その事実を積み重ねていくことで、食事の大切さを伝えていきたいと思います。
難病克服事例
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過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。
彦根市の漆芸家、坂根龍我さんの作品などは waca-jhi's diary
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