waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

だいじょうぶ だいじょうぶ

娘が一年生の時、みんなと同じように運動場で遊べなかったり、移動は車椅子になったりしました。

そんな頃に担任の先生が娘にプレゼントしてくれた絵本のタイトル。

「だいじょうぶ だいじょうぶ」です。

この先生は一年生と二年生の2年間を担任として受け持ってくれましたが、3年生に上がる時に

「担任にはなれませんが、これからもずっと見守り続けたい」と言ってくれました。

三年生に上がって気付いたのですが、娘のクラスの隣がその先生のクラスだったのです。

学年が違うと階が変わるのですが、おそらくその先生が学校にお願いしてくれたのだと思います。

休み時間には娘の様子を見にきてくれていたみたいです。

「何かあったら、隣のクラスに先生は居るから声をかけてね」と娘に何度も声をかけてくれたようです。

体が不自由になっていき、不安ながらも懸命に生きる姿をみて、この絵本をプレゼントしてくれたのだと思います。

初めての徒競走の時にゴールで待って拍手してくれているのがその先生です。

ずっと車椅子での運動会参加だった娘が初めて6年生の運動会で徒競走に参加した映像です。

この日から約8年経ち、娘は今年20歳になります。

この記事は「病気」ではなく「健康」の観点で読むためにFBページ
難病克服支援センターさんの了解の上、記事を転載しています。

初めて運動場を走った時は、ぎこちなく遅かったですが、今では普通に走れます。

何の不自由もなく、大学へ通っています。

今でも時々、この先生とお会いし、成長して元気な娘の姿をみていただいております。

当時は、不自由になっていく娘の姿をみて、本人も家族だけでなく、先生も同じ気持ちでいてくれたように思います。

そんな時に絵本を通じていただいた言葉

「だいじょうぶ だいじょうぶ」

魔法のように、本当にだいじょうぶでした。

娘の卒業後、小学校では毎年卒業式に校長先生が娘の話をされているそうです。

「諦めなければ願いは叶う」

 ご息女が五歳の時に筋ジストロフィーと診断され五年後には寝たきりになるとの宣告を受け、一時は悪化していたものが「小さな光を追いかけ続けた結果約四年で血液検査も正常に戻り、自力で立て、走れ、自転車に乗れるまで回復・・」との体験をもとに、難病克服支援センターを運営していらっしゃいます。

                  

過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。

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