waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

カレールーの落とし穴

油と小麦粉 砂糖 そして化学調味料

市販のカレールーは 油と小麦粉(炭水化物)と砂糖がとても多いんです。

一般的に市販されているルーの原材料表示を見ると
(原材料は原則 多い順表記)

1 食用油脂(パーム油、牛脂、豚脂、なたね油、大豆油)、

2 小麦粉

3 砂糖

4 食塩

5 でんぷん

6 カレーパウダー等々

まず食用油脂ですが 比率としては100g中 40g近くが油だそうです。 

次に小麦粉 砂糖と続きますが 砂糖や食塩より カレー粉が少ないんですね。

 このページはF.B.ページ "A seed" さんの了解をいただき紹介しています。

「塩」よりも「砂糖」が多いっていうのもビックリですが・・・

そして 後ろの方には酵母エキスや 調味料(アミノ酸等)の表記や メーカーによっては たん白加水分解物等の表記も有ったりします。

市販のカレーには化学調味料の類が沢山入っているんですね。

実際 カレー粉から カレールーを作ってみると分かりますが

ホトンド油と小麦粉で出来ているようなモノで

一般のルーと同じような味にしようとすると信じられないくらいの量の油や小麦粉を入れなければなりません。 

食後のゲップがツライのも(失礼)

カレールーを手にするとベタベタするのも カレーを食べたお皿がベタベタするのも この理由から…

カレー粉を基本とした 本来のカレーはカラダに優しいはず

ターメリック(ウコン)も沢山入ってお酒を召し上がる方にも最適!!!のはずですが・・・

市販のルーだと ウコン等のスパイスの効果より油や糖分や塩分過多の恐れが出てきてしまいます。

最近はちょっとしたスーパーでも カレースパイスが袋入りで手に入ったりカレー粉も 売っています。

上手に作ればダイエット効果も期待できるカレー

市販のルーから離れて自家製カレーを作ってみてはいかがでしょう。

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日本のカレールーは20~30種類のスパイスを使いますが、インドでは5~7種類のみ  その方がスパイシーになるんです。

多くの味を複雑に組み合わせれば組み合わせるほど それだけ味は ぼやけます。

最初 スパイスだけで作ると 物足りなさを感じるかもしれませんが慣れるとカレールーのあのトロミが不自然に感じるようになります(笑)

簡単なポイント

・イメージは出来るだけ具沢山 

・お肉 いつもより多めに入れる(コンソメやブイヨンは入れない)野菜細かめ&挽肉にすると時間短縮になります。

・細かく切ったトマトを多めに入れる

・塩加減は カレーのみでちょうど良い加減から ごはんの甘味を計算して少しだけ強めに・・・

・最後にカレー粉 ちょっと少なめに入れた方が失敗が少ないです。(ルーではなく 直接溶かし入れても良いでしょう)

あと 辛すぎた場合 辛味を押さえるには 牛乳やヨーグルト 生クリーム はちみつなんて言いますが 実はホトンド効果は有りません。  

辛味は 味覚ではなく痛覚なので 多少マシになったように錯覚するだけ

その為にもお子さんのいるご家庭では 特にカレー粉を入れる時は控えめにしながら様子を見て入れてください♪

カレーを入れる前の段階で美味しいスープになっていれば成功です。

こうやって作ったカレーは さらっとしてとても食べやすいです。

また食べ終わった後の お皿や鍋はペーパー等で拭かなくても そのまま 温水で綺麗に流れ落ちます♪

どうぞお試しあれ(*^.^*)

- a seed 現代自然派調理研究家&プロデューサー  Jeff -
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
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