waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

現代は食品添加物まみれ

最新の生産量のデータから検証してみると・・・

 推定1人 年間10キロ以上食べているらしい。

よく食品添加物を年間4キロ以上食べているという表現を聞きますが それは今から20年以上前のデータのお話です。

昨年 ある添加物の業界新聞紙の発表によりますと

2014年の食品添加物関連市場では食品添加物全体で年間 3349,000トン生産され

総売上高が1兆242億円だったそうです。

これを単純に日本の人口1億2800万人で割ると・・・

1人年間 26キロ 金額にして約8,000円になる計算
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ただ これらは自然由来の添加物等も含まれているのと 輸出などにも使用されている可能性もあるので一概に全部食べているとは言い切れませんが それにしても凄い量です。

今年は さらに新しい食品添加物アドバンテーム等が認可され 益々使用量は増えていくと思われます。

ただ総トン数が問題だけではないことも一言付け加えておきます。

ほんの少しで強力に作用する成分が増えれば重さは減りますので・・・   

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100歩譲って 年間26キロの半分を輸出に使っているとしても(そんなに極端な事は無いと思いますが・・・)

年間13キロとして・・・

それでも毎月1キロ以上食べているという実感が我々にはまったく有りません。

問題はそこなんです。

分かって食べているのであれば 選択の自由ですが 選んでないのに知らない間に食べさせられているという事。

知っていれば選べます♪   

こういう記事を書くと必ず毒性について・・・

「政府がちゃんと検査して大丈夫なんだから大丈夫だよ。イチイチ騒ぎすぎじゃないの?」っという方がいらっしゃいます。

確かに検査しています。確かにマウスやラットの動物実験で 単一の成分を検査した結果から換算しています。
 (いろいろな組み合わせは 膨大過ぎてキリが無いのでしません)

しかし 人間が摂取した結果は誰も分かりません。

生物学的にマウスやラットと同じ構造ではないので 本当の所は誰も分からないのです。

  このページはF.B.ページ "A seed" さんの了解をいただき紹介させていただいています。

 実際に認可されて何年も経ってから発がん性が見つかって使用禁止になった添加物もありますし(自然由来のアカネ色素等)禁止された組み合わせもあります。 

毒性は どんな物にも有ります。問題はその摂取量なのです。

また いつも書きますが添加物を使う食品は 添加物その物の毒性も不安ですが

その保存性から どうしても加工されてから時間が経ちすぎてしまい栄養価が落ちてしまう物も多いです。

結局 便利なものには それなりの代償(リスク)を払っているのです。

その代償を 何で払うか?が問題です。

残念ながら「安くて便利で健康的」という都合の良い物は存在しないようです。 

- a seed 現代自然派調理研究家&プロデューサー  Jeff -
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/aseed.jp

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過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。

                 

 

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