ハンバーガーの成長ホルモン剤 残留量
昨日の流れから・・・
この数字は 北海道大学遺伝子病制御研究所 客員研究員半田康医師が発表した「牛肉中のエストロゲン濃度とホルモン依存性癌発生増加の関連」という論文からです。
ちなみに エストロン ( =エストロゲンの一種)は飼料に混ぜるホルモン剤
だから牛肉はエストロンよりエストラジオールの濃度が高くなる。実際、昨日の 赤身肉の数値をみると、エストラジオールの数値のほうが高かった。
しかし なぜかハンバーガーはエストロンのほうが高い。その理由はなぜか?「おそらくアメリカ産の鶏肉か鶏油を混ぜているのでしょう」(半田医師)
ただ半田医師のご意見には疑問があります。
っと言うのは 実際に・・・特にMc社は 豪州牛を使用 且つ「100%ビーフ」を謳っている。
しかもその規格は「JAS上級」とまで言っている。
どちらが本当なのか??
いろいろ調べてみたら面白い事が分かってきました。
まずJAS上級と言うのは ハンバーグやハンバーガーの規格になるのですが
では その規格を最初に作ったのは誰か?
「日本ハンバーグ・ハンバーガー協会」でした。
では その初代会長は 誰なのか?調べたら日本M社の初代社長なのです。だから JAS上級という規格自体 業界団体が決めたような物ですね。
しかもMc社では 牛肉100%と謳っているにも関わらず、JASでは牛肉比率や成分等は 検査する項目自体が存在しないとの事。
そうなると半田医師のご意見も あながち いい加減とは言えなくなります。
こうなると本当に豪州産のみで100%ビーフを謳うなら
M社は 具体的な検査をして 牛肉の比率や産地を特定し公開して欲しいと思います。
少なくとも第三者である半田医師が公開した結果からすると大きな疑問がありますし「JAS上級」は あてになりません。
身体に入れる食べ物です。
そこに嘘やいい加減なのは許されません。
いつも言いますが
提供する側は・・・
正しい情報を公開する事その上で選ぶのは消費者なのです。
選ぶ人が少なくなれば 選んでもらえる様に企業は努力します。結果として良質な食品がリーズナブルな金額で手に入るようになります。
何事もバランスです。
バランスを取るためにも 企業の言いなりになるのではなく、我々消費者も勉強する事は とても大事なのです。
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一応 公正さを期す為に以下 厚生労働省のサイトもごらん下さい。
「畜産食品中残留ホルモンのヒト健康に及ぼす影響に関する研究」
http://www.mhlw.go.jp/topics/0106/tp0601-2a1.html
- a seed 現代自然派調理研究家&プロデューサー Jeff -
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
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彦根市の漆芸家、坂根龍我さんの作品などは waca-jhi's diary
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