安いお餅と 高いお餅の違い
この記事は昨年11月の再投稿です。-waca.jhi-
昔は暮れから正月にしか無かったお餅ですが近年はスーパーや量販店に年中お餅が売っていますね。
でもお餅物によって価格が大きく違う事ご存知ですか?
安い物は300円前後 高い物は800円前後とかなり開きがあります。
安い理由は 輸入のもち米を使っているから。
高い物は 国産のもち米を使っています。
また安い物は「もち米」そのものではなく、粉になった「もち米粉」の輸入品を使っています。
それらは そのまま輸入すると高い関税になってしまいますのでコメの粉以外のでんぷんや砂糖を15%以上混ぜて輸入しています。
混ぜ物をすると『米粉調製品』として関税の安い輸入品目になるからです。
ちなみに 砂糖入りは大福等、でんぷん入りはお餅等に利用されています。
輸入先に関しては タイ 米国 中国でほぼ大半。
原価は 為替相場にもよりますが
1キロあたり70円~100円以内
この米粉の事を書くと税法上や裏のお話等 キリが無いのであえて書きませんが 興味を持った方は 「米粉調整品」で検索してみて下さい。
近年のお餅が溶けやすい理由も米粉から作っているからだったんですね。
- a seed 現代自然派調理研究家&プロデューサー Jeff -
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/jeffrielau
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