腸内細菌が遺伝し体重に影響
腸内細菌の一部が 遺伝から来る物で それが体重に影響を与える事が分かりました。
私たちの腸内には、重さにして約1~1.5kgくらい
少なくとも1000種類、9000兆個以上の微生物が生息していると考えられてます。
その中で今回遺伝による痩せる細菌を特定したのは初めてだそうです。
この研究はNY コーネル大学のRuth Ley氏らが「Cell」11月6日号に報告した物。
研究内容は 416組の双子を調べて 痩せた人に多くみられる腸内細菌を調べた所 同じような一定の細菌群を見つけました。
そしてさらに調べた所 それは遺伝から来る物であると分かったそうです。
さらに この痩せる細菌群をヒトからマウスへ移植した所 何とマウスが太りにくくなったそうです。
この結果から 太りやすい人に対して これらの細菌群を与えれば治療にも応用出来るのではないか?との事。
本当にこの細菌だけで人にも効果が有るかどうかはまだ分かりませんが この辺りのメカニズムがいろいろ分かってくれば 体重で悩む人は今以上に減るかもしれませんね。
ただ他の実験で分かっている事は たとえ腸内細菌を痩せる物に交換しても、食事自体をを変えなければ減量に効果はないとの事。
やっぱり簡単に人間の都合の良いようには行かないようです。
a seed プロデューサー 現代自然派調理研究家 Jeff
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。
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