抗菌薬 アレルギー誘発
抗菌薬を服用した子供は、アレルギー発症が高くなっていたことが分かっています。
特に2歳までは要注意とのことです。
・ぜんそく:1.72倍
・鼻炎:1.65倍
・アトピー性皮膚炎:1.4倍
※調査は、2004年3月〜2006年8月に生まれた乳幼児を対象。
原因として、抗菌薬によって免疫の抑制に重要な腸内細菌がいったん死滅するため、
「悪化した腸内環境がアレルギー発症につながっている可能性がある」とみています。
人間は胎内にいるときには無菌状態ですが、生まれてくると同時に菌の定着が始まります。
体を守るための常在菌を備えていくんです。
それは皮膚や腸、口内に必要な菌を備えていきます。
それらの菌は免疫系を刺激することで免疫力を保ち、病原菌から身を守る役割もしています。
そのような菌と共存しながら、健康を保っているんです。
にも拘らず除菌剤や抗生剤、抗菌薬などを多用する現代人がアレルギーになりやすいのもうなずけます。
また、免疫や腸を守る役割をしている訳ですから、様々な病気の原因にもなっていると思われます。
難病克服支援センターさんの了解の上、記事を転載しています。
食べ物で言うと菌の繁殖を抑える「保存料」なども腸内環境を悪化させますよね。
知らず知らずに体を守ってくれている菌まで死滅させているということです。
何でも簡単に解決しようとせずに、本来あるべき姿を認識したうえで、便利なものを取り入れたいですね。
難病克服支援センター
https://kokufuku.jp/
過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。
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