天然or人工、どっちが安全?
実は 天然は安全 人工は危険 ではありません。
そもそも 天然か人工かの二元論はナンセンスです。
簡単に説明すると 天然の食品は 少なくても数百年から数千年と 長年日常的に使用されており 有効性や安全性の豊富な経験則やデータが揃っています。(ただし濃縮したりしたらダメです)
しかし人工的なものは ここ数十年くらいに開発された物が多く有効性や安全性のデータが非常に少ないのです。
2014-06-15に紹介させていただいた記事の再掲です。
本来 有効性や安全性を確認する為には3世代100年程度は見てみないと分からないと言われています。
しかし様々な食品添加物(薬剤)は近年開発された物ですから マウスやラットなどの動物で 多くは二世代の実験で安全性を確認しただけで当然 人間で実験したわけでは有りません。
また 微量でも 複数の薬物を 同時に食べた場合
どのような作用を起こすかは 実験自体をしていないので よく分からないと言うのが本当の所です。
すべてを実験するのも多分キリが無いので不可能。
それらを 総合的に考えた場合
「天然の物にも もちろん危険な物もあるが 比較的安全と言える物が多い」と言える訳です。
逆に言えば「人工の物でも長年使用されて来たものには比較的安全な物もあるが 未確認の物が多い」と言えるのです。
その辺の 違いをよく理解していないと
「天然だから安全だと思っていたのに・・・」っという事になってしまいます。
今日の図は 一般的な食品添加物の試験内容です。
- a seed 現代自然派調理研究家&プロデューサー Jeff -
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/aseed.jp
過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。
彦根市の漆芸家、坂根龍我さんの作品などは waca-jhi's diary
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