waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

和食の定番!味醂のご紹介! こんな使い方も、、、?!

本日ご紹介するのは、味醂について!

画像は左から、
本みりん、昔仕込み本みりん、20年熟成貯蔵黒みりん!

千葉県幕張本郷で営業されていましたレストラン"スロフード小杉" さんの
了解をいただき2015-09-18にF.B.pageから紹介した記事の再掲です。

 

 ちなみに、こちらは先日行われていた

食品のイベントでお近付きになった、甘強酒造株式会社さんの商品です。

こちらの会社は、本物のみりんを!ということで、

戦後の原料不足の時代を機に変わってしまったみりんの原料を、

本来のものに戻し、皆様にお届けしたい!という思いが強く感じられます。

ちなみに、本来のみりん、というのが、画像真ん中の、昔仕込み本みりん。

原材料は、『もち米、米麹、焼酎乙類』これのみ。

しかも、国産の原材料です。

この昔ながらのみりんは、いわばかつての高級調味料。

もち米由来のキレの良い甘味が感じられる、素晴らしいものです。

現在は、みりんの他に、みりん風調味料などが出回っています。

これらの主な原料は、液状ブドウ糖です。

それと、旨味成分として、いろいろな添加物が加えられています。

また、本みりんにも、液状ブドウ糖が加えられているものも、少なくありません。

また、本来は焼酎をつかっていましたが、現在では、クセのない醸造アルコールなどが使われておます。

また、原料のもち米なども、東南アジアや中国からの輸入により、大幅なコストダウンに繋がりました。

これらの要因が、かつての高級調味料を、家庭でも使えるお値段まで下げたと言われております。

ですが、本当のみりんの美味しさは、

先ほどもあげたように、もち米由来のキレのある甘味です。

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が、現在は、液状ブドウ糖による、すっきりとした砂糖の代用のような甘味になってしまっています。

ぜひ一度、ご家庭のみりんの原材料を見てみてください。

そして、少しお値段はしますが、本物のみりんを、一度味わってみてください。

そして、今回の3つのうち、一番面白いのが、、、

20年熟成貯蔵の黒みりん!

このみりん、通常のみりんでは思いつかないような使い方ができるんです。

それは、、、アイスにかける!

軽く煮切ったみりんを、当店自家製のバニラアイスの上に垂らせば、、、

優しい黒蜜のような甘さが、バニラアイスを、より上品にしてくれる、贅沢な和風デザートに!

ここにきな粉をトッピングしても美味しそうです。。。

みりんの見方が広がったような体験でした!

よく使うものだからこそ、お値段は抑えたい、、、

こういった主婦の方の声ももちろん理解できます。

が、一度は”本物”を知っておくのも、良いかも?

ありがとうございます。

                   

過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。

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彦根市の漆作家 坂根龍我さんの作品を主に  waca-jhi's diary 

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