体を変えるには ~外からの力に反発する~
外から何かの力を加えて体を変えようとすると、どうなるか?
体は、理想とは反対側へと向かいます。
例えば、硬くなった筋肉を解そうと強く指圧をします。
すると体は更に硬くなろうとするのです。
外からの力に負けないように、更に硬くなろうとするのです。
恒常性機能が強く働き、以前より攻撃に負けない体になろうとするからです。
骨も同じ、強くしたいなら振動を与えることです。
振動を感じた骨は、強くなろう骨を形成するために必要な酵素を自ら出します。
骨に振動刺激があったり負荷が加わったりすることで、より丈夫な骨になろうとしてくれるのです。
立った状態からの「かかと落とし」や縄跳び、階段、歩くなどは効果的です。
また、座った状態であっても、かかとをトントンと床に落とすだけでも毎日続けることで骨密度は上がっていきます。
ステロイド服用で骨密度が低い人、何人かに試してもらったところ、3か月くらいで10%以上は骨密度が上がっています。
これも、体は外部の力に反発し、その力に負けない体になろうとするからです。
難病克服支援センターさんの了解の上、記事を転載しています。
薬も同じことが言えます。
全てではないですが大半の薬は、効かなくなったり、減らすと以前より症状が強く出たりします。
薬を止めたくても止められないのは、薬の力に体が反発し逆方向へと向い続けているからです。
効いていた薬が効かなくなるのは、薬の効能に対して体が反発し逆方向へ向うからです。
体の不具合を外の力(薬の力)で何とかしようすると、体はそれに反発する力が働くのです。
菌を叩くための抗生剤や手術のための麻酔などは、一時的な治療であり目的が明確です。
目的を達成すれば不要となる薬や治療です。
しかし、それ以外の薬は症状を外部の力、薬や治療で抑え込もうとするから体はそれに反発し、終わりがないのです。
自己免疫疾患の人が経験する、再発や再燃は必死で治ろうとしている体が起こすクーデターのようなものだということです。
心も同じです。
他人から強く言われると反発心が生まれて、やる気がなくなります。
しかし、自分で決めて進んだ道なら、困難を乗り越える力は自然と湧いてきます。
心も体も外部の力には反発し、自らの治癒力や思いには副作用はなく素直に反応できるのです。
病気になった、難病になった、そんな時に治る物を外に探すのではなく
体の仕組みを知り、その力をうまく使って、治る方向へ導いていく意識とイメージが大切ですね。
過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。
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