waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

除菌、抗ウイルス、テレワーク、得るものと失うもの

新型コロナ感染が広がり、みんながマスクをしています。
そして、消毒、除菌、抗ウイルス、テレワーク。
誰にも移さない、移されない、そんな環境が半年以上も続いています。
その影響か、私も家族も風邪ひとつ引いていないです。
ただ、この現状、喜んでばかりはいられません。
というのも、ウイルスから身を守るという裏側に犠牲にしているものがあるからです。
今年は昨年と比べて体に入ってきた菌やウイルスは激減しています。
しかし菌やウイルスとの接触が激減すると、免疫機能は衰えていきます。
体の機能は普段から使い続けているから、いざという時に最大の力が発揮できるのです。
今年に入って、自分の免疫、防御機能はほぼ使っていない、活かされていないでしょう。
これだけみんながマスクをしていて、何かを触るたびに消毒をしている生活ですから免疫が活動する機会が激減しているはずです。
コロナウィルスだけでなく、今まで接触してきた菌やウイルスまで徹底的に遮断し続けているからです。
これが長く続くと、体の免疫機能が衰え、ウイルスや菌に対して弱くなってしまいます。
コロナが怖い、だからみんなで防御し続ける、これも今を乗り切るためには必要なことかもしれません。
しかし、防ぐことばかりを考えていると、今まで維持できていた体の防御機能は低下していくはずです。
今までは普通に勝てていた菌やウイルスにも負けてしまう、そんなことが考えられるのです。
そうなると、コロナどころか、いろんな感染症が広がりやすくなると思います。
動物としての人間は、普段から菌やウイルスと戦いながら生きてきました。
侵入してきた菌やウイルスを撃退しながら生きることで免疫機能を保ってきたのです。
また、赤ちゃんは生まれてから半年くらいは母親由来の免疫で体を守っています。
しかし、その後は適度な雑菌と共存していくことで自分自身で免疫機能を高めていくのです。
過剰な除菌でその機会を奪ってしまうと、赤ちゃんが自分で体を守る力がつきにくくなり、逆に感染しやすく体調を崩しやすい体になってしまいます。

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特に3歳くらいまでのお子さんは、免疫機能を備えている最中ですので、病原体と戦うことも重要な時期なのです。
もちろん適度な除菌、抗ウイルスは必要です。
しかし、コロナの影響が収束するまでは過剰にならざるを得ない生活が続くと思います。
それにより得られる部分の裏側に、失う可能性があるものが出てきていると思います。
その両方を大人はみていく必要があるのかなと思います。
小学生、みんながマスクして距離を置く、じゃれ合うことも出来ない学校生活です。
接触することで免疫機能を保ち、体の機能を高め合っていたのです。
今の学校生活が長く続くと友達や先生の表情も感じにくい、それで心が育つのかなという不安も出てきます。

この記事は「病気」ではなく「健康」の観点で読むためにFBページ
難病克服支援センターさんの了解の上、記事を転載しています。

良かれと思って行っていることで弱い子が増えるかもしれません。
また、心や感情を育てる大事な時期に、その機会を奪っているかもしれません。
感染予防、自粛生活で犠牲になっているのは経済だけでなく、もっと見えない部分にもたくさんあると思います。
今の現状から未来を想像することで、今すぐに見えない部分にも意識を向けたいですね。

 ご息女が五歳の時に筋ジストロフィーと診断され五年後には寝たきりになるとの宣告を受け、一時は悪化していたものが「小さな光を追いかけ続けた結果約四年で血液検査も正常に戻り、自力で立て、走れ、自転車に乗れるまで回復・・」との体験をもとに、難病克服支援センターを運営していらっしゃいます。

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過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。

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