waca-jhiのブログ

《食⇔健康をもっと知ろう》

江戸時代と現代の物価

江戸時代も初期から後期に掛けて変動があるので あくまでも 大よその平均的価格です。

米は   1キロ  1100円

味噌は 100g  1000円以上

醤油は 1リットル 1500円以上

豆腐は 1丁     200円以上

傘は  1本    3000円以上

卵  10個    1650円以上

ところてんは    1000円以上
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それが現代は・・・ 大よその全国平均

米は   1キロ   500円

味噌  100g    32円30銭 

醤油は 1リットル  268円

豆腐  1丁      48円

傘は  1本     500円以下

卵  10個     100円

ところてんは     150円以下

ちなみに江戸時代の 長屋の家賃は1万円くらいだったそうです。

  このページはF.B.ページ "A seed" さんの了解をいただき、
2015-12-08に紹介させていただいた記事の再掲です。

 時代が変わって 効率が上がれば多少安くなって良いと思うけど その手間ひまを考えると 今の時代は明らかに安過ぎです。

当然どこかにしわ寄せが来ます。

豆腐の現代価格を考えると 豆を粉砕し濃縮して作るのに

売値 35円とか有り得ません。

今でも まともな豆腐は品質大きさにもよりますが150~300円くらいしても手間代考えたら適正価格です。

醤油なんかも 江戸時代初期の頃はもっと高くて とても庶民には手が出なかったようで 当時は梅酢を使ったりして他の調味料で代用していたようです。

江戸時代後期に掛けて段々値段がそこそこ安くなってきたらそれまでのタレ等の大半が醤油に置き換わっていったようです。

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今でも丁寧に作られる醤油は1年半掛かりますが現代の速成のものは2~3ヶ月程度で作られます。

同じ材料を使っても 当然 価格もその分違うわけです。

僕は 昨今の どこで生産されたか分からない怪しい加工食品等にお金を払うくらいなら 本物に このくらいの値段を払う方が良いと思います。

結局 何に価値を見出して対価を払うのか?なのです。

自分自身が 「何にお金を使うか?」は 「何を理解し投資するか?」に等しいのです。

そしてそれは 貴方の日常を映し出しています。

改めて 自分は何を食べるのか 考えてみましょう♪

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元の時代やデータによってかなり差が有るようですが
一応 江戸時代の貨幣価値 参考URL
http://blog.livedoor.jp/yymy1126/archives/51896203.html

http://www.teiocollection.com/kakaku.htm

http://home.a05.itscom.net/hotaru/page154.html
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参考文献
江戸の食卓 美味しすぎる雑学知識 (KAWADE夢文庫)
日本人はなにを食べてきたか (角川ソフィア文庫)より

 

- a seed 現代自然派調理研究家&プロデューサー  Jeff -
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に
興味を持ち、現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/aseed.jp

                  

過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。

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