不安で潰れそうになった時
「不安」というのは未来に対して抱く恐怖を意味するそうです。
「この先、どうなるか分からない」といったように、「現在」ではなく「未来」への恐怖感ですね。
このように、不安な感情の対象は「現在✕」「未来〇」だということです。
私も未来への不安で生きた心地がしない時期を4年ほど過ごしたことがあります。
娘の体に異変が起こり、それが医学では治らない難病だと分かってからの4年間でした。
「5年後には寝たきり、寿命は20歳まで」
そんな宣告を受けると、とうぜん未来への不安や恐怖が生まれますよね。
「そんな姿は絶対に見たくない、もしそうなってしまったらどうしよう。。。」
そう思うと、不安や恐怖は増していき、他の事を何も考えられないような精神状態になっていました。
娘の検査数値が正常値になるまでの4年、このような精神状態が続きました。
何を見ても面白くない、何を食べても美味しくない、どこへも行く気がしない、そんな4年間だったように思います。
私はコーヒーが大好きなのですが、そのコーヒーでさえ美味しいと思えなくなっている自分がいました。
未来への不安が大きく、悪い想像や最悪のストーリーばかりが頭をグルグルと巡っていたのです。
しかし、想像していたようなことは何も起こりませんでした。
難病克服支援センターさんの了解の上、記事を転載しています。
不安や恐怖は、頭の中だけの出来事で終わったのです。
今、当時の自分に何かを伝えられるとしたら「本当に大丈夫だから、安心して」って言ってあげたいです。
「昨日は大丈夫だったでしょ、今日も大丈夫だったでしょ、だから明日も大丈夫なんだよ」
「不安になるのは仕方がないけど、今日を笑顔で過ごすことも凄く大切なんだよ」
「未来の1日も、今日の1日も、同じだけ大切なんだからね」って
そんなことを当時の自分には伝えられないけど
当時の自分への代わりに伝えたい人はたくさんいます。
https://www.facebook.com/nks.center/posts/2620499081416254
過去記事は目次代わりにpinterestに貼ってありますので、いつでもご覧ください。
彦根市の漆芸家、坂根龍我さんの作品などは waca-jhi's diary
waca-jhiのblogの一望は wab's blog