人との違いとコンプレックスや優越感
コンプレックスや優越感は、他人と比べて生まれる感情ですよね。
人より背が高いとか低いとか、良い車に乗っているとか、住んでる家や地域、学歴や収入や役職などなど。。。
いろんな部分を他人と比べて、コンプレックスや優越感が生まれて、それによって気分が落ちたり上がったりするのです。
「もっともっと頑張らなきゃ」って気持ちになったり、「自分はダメだ。。。」ってなったり
優越感に浸って気持ちが上がったりしますが、それも一時的な安心感で継続はしませんよね。
また次の比較を無意識にしてしまうからです。
ずっと意識のどこかに他人との比較があって、無意識に湧き上がるのがコンプレックスや優越感だということです。
そんな感情のベースにあるコンプレックスや優越感であっても、この世の人間が自分一人だけになったら一瞬でなくなります。
要は、多くの人たちに囲まれた競争社会の中でいるからこそ存在する感情なのです。
それは、幼い頃から比較や競争をさせられて、点数や偏差値をつけられて、そういう環境で育つことで強く植え付けられた感情でもあるのです。
周りの人たちと比較して自分の価値を決めるようなコンプレックスや優越感は、頑張らざるを得ない人間を作るには都合の良い感情だからです。
そういう感情が自然と湧き上がるような教育や環境は、経済大国を作るためには必要だったのかもしれませんね。
しかし、個人にとっては、すごく不健康な感情です。
それは心や体へのストレスとなり、常に交感神経優位な状態を作るからです。
真面目で頑張り屋さんの相談者が多いのは、このような背景と流れがあるからかなと思います。
難病克服支援センターさんの了解の上、記事を転載しています。
そして、このような事に気づかせてくれるのが心や体のSOSである症状であり、それが病気なのかもしれませんね。
本来は、人との違いの全ては個性であって、それ自身がその人の全てで、そこには優や劣はないのですからね。
人の力を借りる勇気と、自分の個性を生かす意識を持ち、それぞれが高め合う生き方を心がけたいです。
競い合う比較から、高め合うための比較に変えていくことで、心と体を楽にして生きたいですね。
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