モンサントの害虫用 遺伝子組み換え作物とは 《 A seed さんより 》
この項は、フェイスブックpageのA seed記事の転載です。フェイスブックをやっていない方も見られますので教えてあげてくださいね。また [+読者になる] を押してくだされば都度に配信されます。
トウモロコシやワタに毒を仕込む『 害虫抵抗性Bt遺伝子組み換え作物 』
作物自体に 虫向けの毒を仕込んで農薬を減らそうという事で作り出した遺伝子組み換え作物です。
理屈はこうです。
予め 殺虫タンパク質を遺伝子に組み込んでおけば アルカリ性の消化をする虫には毒だが 酸性の消化液を持つ人間には無害という理屈。
まあ確かに理屈はそうなのでしょうけれど 問題は これらに抵抗力のあるスーパー昆虫が出現してきた事。
殺虫剤もそうですが 段々抵抗力が付いてくれば 結局効果が出なくなって行きます。
そうなると結局 殺虫剤を噴霧したり 殺虫タンパク質成分を増やしたり ドンドン過剰な方向へ行くしかないのですが そうなるとさすがに今度は人間への影響が出ないのか再度検証して行かざるを得ない事になって来ています。
除草剤の効かない スーパー雑草もそうですが 遺伝子組み換え毒の効かないスーパー昆虫等も出現してきており完全にイタチゴッコの様相です。
EUでは遺伝子組み換えに拒否反応を示し ホトンドの国がレストランであっても遺伝子組み換えである場合 表示しなければならないとされています。
現実的には輸入や栽培が禁止されているので無表示が多く当然「遺伝子組み換えでない」という事なのですが・・・
またフランスでは 除草剤ラウンドアップが効かない雑草に対して 複数の除草剤を使用して除草しているのも問題視しています。(水質汚染等の環境汚染)
EUへの遺伝子組み換え作物のロビー活動は断念したモンサントですが 日本も意識を高く持たないと このままウヤムヤにされてしまうかもしれません。
現在 他にもモンサントでは遺伝子組み換えの「鉄分増強レタス」や「スギ花粉症低減イネ」が研究されているようですが
何か向いている方向が違うと感じます。
また最近の スーパーベジタブル(新規格交雑種)の動きも注視したい所です。
現状 遺伝子組み換えが危険な物なのかどうかは分かりません。 分からないからこそ怖いと言えるでしょう。
何だか分からない物を身体に入れるリスクを考えると極力避けたいと思うのは自然な感覚だと思うのですが 作っている側は 「自分たちが世界の食糧危機を救うのだ!」等 また違う感覚なのでしょうね。
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a seed プロデューサー 現代自然派調理研究家 Jeff
元々臨床検査会社に勤めていた所から健康的な食事に興味を持ち
現在は静岡県焼津市の会員制レストランで
食事と健康についての研究や料理プロデュースをやらせて頂いております。
https://www.facebook.com/jeffrielau
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彦根市の漆作家 坂根龍我さんの作品の一望は waca-jhi's diary
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